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ラディカルフェニズム、フランス人思想家クリスティーヌ・デルフィを俎上に乗せる。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成15年11月05日23時50分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)十一月五日(水)
(第七百五十二回)
○「諸君」平成十五年十二月号、百十九頁、八木修次論文の中に、
クリスティーヌ・デルフィの著作「なにが女性の敵なのか」
(勁草書房、一九九六年)が引用されて居るので、その問題の本を
検討する。
○この著者クリスティーヌ・デルフィは、フランスの、フェミニスト学者。
○この本は、英語に訳されて居り、その英文表題は、
Close To Home A Materialist analysisi of wemen's oppression
だと言う。
○フランス語では、一九七〇年から一九八四年までに書かれた幾つかの
論文を、一九八四年に、英訳して出版されたと言う。
○「女性に対する抑圧についての唯物主義的分析」、と言う。
○しかし、ここで、
マテリアリストを、唯物主義的、唯物論的、と日本語に翻訳すること
には問題である。
○マテリアルとは、英語では、
材料
原料
を意味する。
○けれども、このことばは、もともと、古代ギリシャ哲学に由来する。
即ち、
(1)質料と
(2)形相と、
この二つの概念のうちの一つである。
○ここでは、この件についての説明は省略する。
○デルフィと言う女性の経歴は、一九九六年、フランスのいわゆる
「五月革命」から説明されて居るから、現在は、常識的に考えれば、
五十歳代、或いは、六十近いかも知れない。
○この人の思想では、
唯物論 −> 是、
概念論 −> 非、
と成る。
○徹底した唯物論者、と言うことか。
○とすると、当然、無神論者、一切の宗教を否定する、神の存在を
否定する、と言う立場であろう。
○ここのところが、まず、問題とされなければならないだろう。
○古代ギリシャ以来、「唯物論対概念論」の闘争が、哲学の歴史である、
そして、概念論は誤謬、唯物論のみが正しい、真理である、と言うのが、
マルクス以来の共産主義者の理論の大前提である。
○この問題の立て方で良いのか。
○もちろんこんな問題の立て方は、
イルミナティ悪魔主義世界権力が、全人類を家畜人間として世界
人間牧場に狩り立てて行くためのペテン的戦術に一つ、であるに
過ぎない。
○つまり、デルフィ、とか言うフランスの女性フェミニスト学者の正体は、
全人類を世界人間牧場に狩り立てて行くための、イルミナティ世界権力
の何十万人、何百万人もの、工作員(エージェント)の一人、と見な
ければならない。
○この項つづく。
(了)
●[注]
○デルフィの前出の著作翻訳本は、定価五千二百円(三百二十九頁)と、
大変高価である。従ってその読者は、フェミニスの一味とその周辺に
限定されて居り、それ以外はごく僅かなのかも知れない。
〜関連
「支配論」は3つ
http://www.asyura2.com/0311/idletalk6/msg/250.html
投稿者 乃依 日時 2003 年 11 月 05 日