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1992年の韓中修交は中国の提案で実現したと、中国の銭其シン(75)元国務院副首相が5日出版された回顧録で明らかにした。
1988年から今年初めまで、国務院の外交担当副首相と外交部長を歴任し、中国外交を指揮してきた錢氏は、今年3月に引退した。15年間の外交活動を決算し、著述した回顧録『外交十記』の中で、このように明らかにした。
錢氏によると、韓中修交は1991年11月にソウルで開かれた第3回アジア太平洋経済協力会議(APEC)外交長官会議から始まった。
当時、中国代表として訪韓した錢氏が、盧泰愚(ノ・テウ)元大統領と会談し修交を提案したもの。韓国政府は初めは驚いたが、当時国交のあった台湾大使の外務長官会議への出席を阻止するなど、中国の修交提案に応じた。
韓国は会議主催国として台湾のAPEC加入を「チャイニーズ台北」とすべきだとし、台湾は中国の1省に過ぎないという中国の「1つの中国の原則」に従った。以来韓国は台湾と断交し、代わって92年8月、中国と修交するようになる。
「外交十記」には韓中修交以外にも中ソ関係の正常化、天安門事件直後の外交、香港・マカオの返還など、全部で10の歴史的事件を中心に、その過程と隠された秘話について扱っている。
金承範(キム・スンボム)記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/11/05/20031105000083.html