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【ニューヨーク=勝田誠】北朝鮮の核拡散防止条約不履行などを指摘した国際原子力機関(IAEA)の年次報告書を審議する国連総会で、北朝鮮の代表団が4日、日本人に対して極めて侮蔑(ぶべつ)的な「ジャップ」との用語を使い、日本側が抗議する一幕があった。
北朝鮮側は、報告書採決直前に発言機会を利用し、日本政府代表が前日の演説で「北朝鮮」の呼称を使い、「朝鮮民主主義人民共和国」との国名を使わなかったとし、「このような不正確で政治的意図を持つ」発言に「対抗せざるを得ない」と指摘。この上で「ジャップは朝鮮再侵攻も視野に入れて軍国主義、ファシズムの復活に向かっている」などと、「ジャップ」という言葉を計3回使った。
これに対し、日本側は答弁権を行使して反論、「北朝鮮とは地理的概念に過ぎないが、ジャップという用語は極めて不適当だ」として撤回を要求した。北朝鮮側は退席しており、再反論はなかった。国連総会のジュリアン・フント議長(セントルシア)は「他国を侮蔑するレベル(の低さ)に驚いている」と述べ、北朝鮮に強く警告した。
「北朝鮮」との呼称は韓国など数か国が使ったが、名指しで“報復”されたのは日本だけ。日本政府国連代表部によると、「北朝鮮」の呼称を使ったのは今回が初めてではない。
(2003/11/5/11:10 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20031105id02.htm