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マレーシアで開かれた「イスラム諸国会議機構(OIC)」首脳会議(10月16、17日)に、共産党国際局長の緒方靖夫参院議員が「ゲスト」として参加した。共産主義とイスラム教は歴史的に激しく対立してきただけに、共産党関係者の参加は極めて異例だ。日本から招待されたのも同党だけだったという。
同党は1999年、不破委員長(現議長)がマレーシアなどを訪問して以来、イスラム諸国を含めた非同盟諸国との関係構築を進めている。また、イスラム諸国には米軍のイラク攻撃への反発も根強く、米国批判を繰り広げる同党の主張が受け入れられたとの側面もあるようだ。不破氏は「神を信じない『絶対悪』に属するはずの日本共産党の実際の方針が知られ、友好関係が積み重ねられてきた」と言う。
だが、共産党はかつて、旧ソ連、中国と激しく対立するなど、独自外交路線にはつまずきも多かった。それだけに、「水と油のイスラム教との関係が、このまま続くかどうか」との冷ややかな見方も出ている。(村尾 新一)
(2003/10/29/23:20 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20031029ia25.htm