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ラルーシュのシナルキズムについての重要論文(「EIR」二〇〇三年十月十七日)
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成15年10月30日01時23分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)十月二十九日(水)
(第七百四十五回)
○「EIR」誌、二〇〇三年十月十七日号、六十五、六頁。
○ここに、リンドン・ラルーシュが、
「獣 − 人間」と言う、シナルキストの脅迫
The Synarchist Threat of The "Beast-Man"
と言う短い論文を発表して居る。
○最近、この数ヶ月来、「EIR」誌は、「シナルキズム」こそ、現代
米国ネオコン派の源流である、との説を展開して居る。
○シナルキズム(Synarchism)
このことばは、普通の英和辞典には出て居ない。
○しかし、このことばは、随分昔、どこかで見たことがありそうなのだが、
思い出せない。
○これは「統合(Synarchy)」、と、多分、日本語には、翻訳される
のであろう。
○古代ギリシャの政治哲学では、国家の政体を、
(1)モナーキー(君主制)
(2)アリストクラシー(貴族制)
(3)デモクラシー(民主制)
(4)オリガルキー(寡頭権力制)
などと分類した。
○古代中世近代には、「シナルキー」と言う用語は、多分、存在しなかった
であろう。
○Synを頭に付けた多数の英語が作られた時期と、恐らく、関連するもの
と思われる。
○ラルーシュは、
シナルキズムは、古代の「フリジア派カルト」「ディオニュソス派カルト」
に遡る、と言う。
○フランス革命期に於ける、ジャコバン派の目じるしとしての
「フリジアの帽子」「フリジア帽」は、きわめて重要な意味を有する、
と述べる。
「ディオニュソスのフリジア派カルトは、我々が悪魔主義(サタニズム)
と呼んで居るものの象徴である」、とラルーシュは言う。
○「フリジア」と「フリジア帽」について、言うべきことは多いが、
ここでは省略する。
○ラルーシュは、フリジア帽を象徴とする、シナルキズムの根本を、
(1)善悪を超えた超人と、
(2)ビースト・マン(要するに、家畜人間)とに、人類を分割する
思想である、とする。
○そして、それこそ悪魔主義(サタニズム)そのものに他ならない、と言う。
○このラルーシュの説はどうか。
○この説明は、人類文明史の本筋を突いて居る。
○米国「ネオコン」派に関する研究は、ここまで、掘り下げなければ
本物ではない。
○ラルーシュのこの小論文は、出来れば、全訳して日本民族有志に
紹介したい。
(了)
・・・「空耳」への投稿では、敢えて補正解釈を加えません。
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太田龍の時事寸評:ラルーシュについての論評(阿修羅.15.10.18)に対する若干の批評[週刊日本新聞]
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投稿者 乃依 日時 2003 年 10 月 29 日 13:46:37
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投稿者 乃依 日時 2003 年 10 月 20 日 00:11:40