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今月20日から始まり、12月末まで続く「政府合同公職綱紀特別点検」が予想より厳しい水準で行われ、公職社会に「司正(公職者の規律と秩序を正すこと)の嵐」が吹き荒れている。
特に非違が摘発された場合、所属機関長に後に人事措置するよう通告していたこれまでの慣行とは違い、今回は逮捕と同時に身柄をすぐに警察に引き渡すなど、処罰の度合いが厳しく、公職社会が固く緊張している。
監査院と国務調整室によって構成された「公職綱紀政府合同点検班」は、食品医薬品安全庁のチャン某(57)局長(3級)が先月6日、長男の結婚式で製薬会社の役員など職務関連者から億台以上の祝儀を受け取った疑いがあるとし、内部調査していることが24日明らかになった。
政府合同点検班関係者は「結婚式の数日前からチャン局長が結婚式の招待状をあちこちに送っているという通報が不敗防止委員会に入った」とし、「結婚式当日、現場の職員を派遣して密行調査を行い、多くの証拠を確保した」と話した。
チャン局長はこれに対し、「製薬会社に勤務する友人が数人来ただけ。祝儀も数千万ウォンに過ぎない」と疑いを否定している。しかし政府関係者は「近い友人とはいえ、職務関係者である場合、公務員行動綱領で慶弔金の授受を制限している」とし、処罰を確信している。
同班はまた、22日、自宅前で建設業者から500万ウォンを受け取ったソウル・瑞草(ソチョ)区庁の金某(53)局長(4級)を現場で逮捕し、ソウル瑞草警察署に連行した。現在、金局長に対しては拘束令状が請求されている状態だ。
同班は「金局長が昨年から既に賄賂(わいろ)を受け取っている」という投書があったことから、金局長を要注意人物に分類し、今回の特別点検期間に合わせて「現場監視活動」をしていた最中、賄賂を受け取っている現場を確認、現行犯で逮捕したとされている。
このような中、不敗防止委員会は24日から来月29日まで、全国的に「下半期不敗防止地方巡回イベント」を開催するのに続き、大邱(テグ)、清州(チョンジュ)、全州(チョンジュ)などでは公職社会内部からの告発を誘導するための「不敗通報センター」を設置するなど、公職者の密行監察を全国に拡大する。
27日は政府機関の監視官が全員参加する「政府監査官会議」を首相室主管で開催し、主要政策推進の怠慢、総選挙をひかえた「ばら撒き・不公平行政」など、主な監察項目を伝える予定であることから、機関別の「体感司正寒波」も厳しくなる見通しだ。
公職社会は“ゴルフ注意報”に続き、現行の密行監査まで重なり“真っ青になっている”状態だ。
崔宰赫(チェ・ジェヒョク)記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/10/24/20031024000065.html