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GLA(TL人間学)高橋佳子は「ミカエル大天使」ではない(1977年9月27日)
園頭さんの「正法サイト」を詳細に読ませていただいているうちに、決定的なこと
〜GLAはすでに1977年時点で、佳子=ミカエル説がまちがいだと認めていた〜
に気づきましたので引用の上、コメントさせていただきます。
まず下の記述をお読みください。
http://www.shoho.com/newpage14.htm「奇跡の写真」より
「昭和五十二年 十二月
信次師の高弟の一人である観音寺住職村上宥快氏がある。氏が主宰する機関誌(昭和五
十二年十二月号)に『解体寸前の岐路に立つGLA苦しまぎれに教義の誤りを認める』と
いう一文を発表した。その内容は、同年九月二十九日、信次師の未亡人一栄夫人を中心と
する理事会で、『ミカエル佳子といったのは間違いであった。今後絶対にいわせない』と
いうものだった。この記事を載せた機関誌の発刊後、GLAは村上氏の中傷の文書をバラ
撒き、村上住職の宗派の寺にも中傷文を送りつけた。村上氏は弁護士と相談、告訴するこ
とを決意したが、GLAは弁護士を立て和解を申し入れるという結末があった。これは大
変なことになったものである。」
この記述が事実において正しいならば、GLA総合本部は、1977年9月29日時点
で、会長の一栄を中心とする理事会で、『ミカエル否定宣言』をしたことになります。
そして、それをめぐってGLAはみにくい中傷文書をばらまき、村上氏の反応に訴訟沙
汰を恐れて腰くだけになって「和解」を申し入れることになった。
「和解」をGLA側が村上氏に申し入れたということは、GLA側が中傷文書をばらまい
たことは事実だったのでしょう。つまり、いったんは「ミカエル否定宣言」をしたものの
それでは都合の悪い幹部たちがいて、村上氏を悪くいうことによって、その機関誌の記事
の信憑性を落とせると踏んだのでしょう。
この「批判派をおとしめてその文言の信用性を失墜させようと小細工する」という傾向
は、現在の2ちゃんや「第三停泊港」(批判サイト「骨抜童子」BBS)でのGLA信者
とおぼしいものたちの、批判者側への投稿にも共通するものがあります。
この9月29日の「ミカエル否定宣言」に先立って、同じ園頭氏のページにこんな記述
があります。
「九月二十七日
有馬温泉にて最高会議開かる。(中略)
高橋一栄会長から、ミカエル佳子氏を反省させるからということで私は慰留され、堀田
和成氏(当時、三宝出版社長・GLA誌発行人)は再び三宝出版社長に復帰されることに
なり、GLA誌に発表になった間違い、また、ミカエル・ウイングスの講師団の間違いを
どのように反省させ修正するかということで昭和五十二年九月二十七日有馬温泉で最高会
議が開かれた。
出席者は、高橋武、堀田和成、佐藤要、小柴敏雄、中谷義雄、中村勇、増田三郎、岩川
文夫、林正、園頭広周 この最高会議での決議は、無条件に修正するという約束で開催さ
れたが、後の東京本部での会議では、反省は一切しないと決定。これによって、またまた
混乱。」
つまり9月27日には、「高橋佳子がミカエルだとGLA誌に掲載したのはまちがい
である。ミカエル・ウィングスとなった講師たちも同じまちがいを犯した。ゆえに両者に
反省・路線修正してもらおう」という「合意」がいったんはなされたということです。
しかも「無条件で反省・修正」するとしたわけです。
すなわち9月27〜29日においては、「高橋佳子はミカエルではない。それを支持
する講師たちもまちがいを犯している」という「最高会議」での「合意」があった訳です。
それなのに、東京本部だけが「造反」し「合意の完全拒否」をおこなった。つまり、一
栄のいうことも古参講師たちのいうことも、高橋佳子をミカエルのままでいさせたかった
講師たちが、強引に佳子中心にことを運ぼうとした、ということでしょう。
園頭さんは直接には書いていませんが、「ミカエル否定宣言」を発表した村上氏に
対して「中傷文書」をばらまいたのは、この「ミカエル派」の講師たちだった可能性は、
容易に想像がつきます。
本当に「天上界」が関与しているなら、こんなみにくいゴタゴタと分裂騒ぎが起こる
わけはありません。こんな「ごり押し」と「中傷工作」がなければ擁立できない「大天使
ミカエル」などホンモノであるはずがない。もちろん、信次が他人にあずけて園頭氏の
所にまわってきた信次の遺作『新復活』にも「佳子はミカエルではない」という意味の
ことが書いてあるそうですから、やはり佳子は「ミカエルではない」のです。
その『新復活』についてのくだりを園頭サイトから再掲します。
●高橋佳子氏はミカエルではないこと。『新復活』の原稿には「この女性にミカエルの霊
を入れて話してもらう」と書いてある。信次師の力によって降霊させられたこと。
●一月三十日、園頭師がインド研修より帰国して、まだ旅装も解かない間にかかってきた
電話は「高橋一栄氏が佐藤要氏と共に元GLA関西本部長中谷義雄氏を訪ね、『新復活』
が出版されるとGLAはつぶれる。原稿を取り返せないものだろうかといわれた」という
もの。
GLA内部では「ミカエル佳子否定派」を「サタン」「悪霊憑き」と断定して片付けて
いましたが、最高首脳会議で無条件で決定されたことを一存で叛逆したり、中傷文書を
ばらまくことが「大天使ミカエルの指導のもとにある」者たちのやることでしょうか。
あるいは、彼らにとってGLAという小教団の「コップの中の嵐」も、「天上界と地獄界
の聖戦」と信じて熱狂していたのでしょうか。
そういうフィクションによる妄想は、『真創世記』だけにしてほしいものです。
西洋中世に吹き荒れた「魔女狩り」でも、狩られる側ではなく、狩る方が悪魔的だった
ことは、よく知られている史実です。
いずれにせよ、「高橋佳子はミカエルではない。機関誌に書かれたこともあやまりで
ある」ということは「GLAの最高首脳会議」で「無条件」で決定されたことなのです。
それが後に造反によって否定されようとどうしようと、「無条件決定」されたことは事
実です。そうだとするなら、『真創世記』も、「高橋佳子=ミカエル」説の誤りに満ちた
「偽りの書」ということになります。
『真創世記』によって佳子を知り、GLA入会のきっかけを得た私としても、このような
経緯は、ただただ情けなく「だまされた」という悔しさでいっぱいになります。
その意味において、GLAで当時『真創世記』制作にかかわった人々には、これまでに
指摘したあきらかな「虚偽捏造エピソード、あとがき」も含めて、等しくその「虚偽を布
教した」という責任があると考えます。
「高橋佳子は大天使ミカエルの生まれ変わりである」と文章を書いたり出版したり、会員
・読者に流布した当時の講師たちにあっては、すべからくこの「虚偽の布教」の責任を
とる義務があるでしょう。
「ミカエル」をめぐって「会議の決裂」「中傷文書ばらまき」「訴訟と和解」など、およそ
信次のいうまねをすれば「地獄的」なことが続きます。
しかし、「天網恢恢、粗にして漏らさず」というべきか、東京本部の造反と中傷文書劇
の数ヶ月後、昭和五十三年に「もうミカエルとはいいません」事件が起こったことはすで
に記しました。念のため園頭サイトから再掲します。
●昭和五十三年 三月末
東京のあるホテルにて「ミカエルを売りだす会」を開催。マスコミ関係者、ジャーナリス
ト達が六十人程招待され会見した。マスコミ関係者にしてみれば、二十歳の娘氏が世界人類
の救済者であることを宣言したことに対して、その実体をよく知って報道しようと、「ミカ
エルについて」いろんな角度から質問した。しかし、佳子氏は質問に答えることができず、
遂に泣き出し、「今後、もう一切ミカエルとは言いません」という異例の記者会見となった。
こうして、GLA本部ではマスコミ関係者、新聞記者にミカエルを売り出した後、四月は
横浜、五月は福岡で「ミカエルは語る」という大講演会の予定でポスターも貼られ、宣伝中
であったが、先の記者会見で「ミカエルとは二度といいません」ということになって、ひと
晩のうちにポスターをはがして廻るということになる。福岡では、四月二十三日、九州支部
長会議の席上で、「今後、ミカエルということは絶対にいわないことになった」というGL
A本部の方針が伝えられた。
つまり、高橋佳子は、昭和52年9月の「最高首脳会議」でも、父親の遺作原稿でも、
翌年3月の新聞記者たちとの会見においても、「ミカエルではない」ことを決定されたと
いうことです。ひとつは「母親や幹部講師たちから」ふたつめは「父親から」みっつめに
「新聞記者」たちから否定され、みずからも「ミカエルとはもう言いません」と涙ぐむ事
によって。
内部でも外部でも自分でも「ミカエルといったのはまちがいだった」と、佳子はすでに
1978年3月の時点で認めたことになるのです。それなのに、「ミカエル=高橋佳子」
を事実のように掲載した『真創世記』を販売しつづけた高橋佳子の責任は、追及される
べきでしょう。
<関係情報板群>
実録・高橋佳子(GLA/TL人間学・主宰)「ミカエル事件」編
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/326.html
『阿修羅』サイト/GLA・高橋信次・高橋佳子関連記事板ミラー板群
http://www.asyura2.com/2us0310/bd30/msg/134.html
<宗教法人GLA(高橋信次・高橋佳子)関連情報サイト・掲示板一覧1>(15年6/13版)
http://www.asyura.com/0306/bd27/msg/358.html
http://www16.tok2.com/home/asyura/0306/bd27/msg/358.html
<宗教法人GLA(高橋信次・高橋佳子)関連情報サイト・掲示板一覧2>(15年7/1版)
http://www.asyura.com/0306/bd27/msg/530.html
http://www16.tok2.com/home/asyura/0306/bd27/msg/530.html
<宗教法人GLA(高橋信次・高橋佳子)関連情報サイト・掲示板一覧3>(15年8/24版)
http://www.asyura.com/0306/bd28/msg/542.html
http://www16.tok2.com/home/asyura/0306/bd28/msg/542.html
<宗教法人GLA(高橋信次・高橋佳子)関連情報サイト・掲示板一覧4>(15年10/20版)
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/319.html