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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031023-00000149-kyodo-int
装置老朽化で乗員撤退議論 宇宙基地、無人化も
【ワシントン23日共同】日本も建設に参加している国際宇宙ステーション内の空気の汚染監視装置や医療関係機器などが古くなり、米航空宇宙局(NASA)内部に乗員を撤退させるべきだとの意見が出ていたことが23日、分かった。米紙ワシントン・ポストなどが報じた。
2月に発生した米スペースシャトルの空中分解事故の影響で、十分な機材が運べなくなったことが原因。シャトルの飛行再開が遅れれば、ステーションが無人になる可能性も出てきた。
同紙などによると、今月18日、ステーションの交代要員2人を含む3人をロシアのソユーズ宇宙船で打ち上げる直前、NASAの医師ら専門家2人が、ステーション内の空気中にある微量の汚染物質の監視や乗員の心臓の異常のチェックができなくなっていることに懸念を表明。非常時の医薬品の質も低下しているとして、交代要員を送ることに反対した。(共同通信)
[10月23日17時48分更新]
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