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ドイツの自動車大手、ビー・エム・ダブリュー(BMW)は21日、ガソリンなど石油燃料の代わりに液体水素を燃焼させて走行する水素エンジン車を、5年以内に欧州で発売する方針を明らかにした。来日中のヘルムート・パンケ社長が読売新聞のインタビューで答えた。
水素を燃料とする次世代自動車のうち、水素と酸素を化学反応させて発電し、モーターを動かす燃料電池車はすでに政府や企業向けのリース販売が始まっている。ただ、1台1億円以上と高価なため、一般向け販売は2010年以降になる見込みで、水素燃料車の個人向け販売はBMWの水素エンジン車が世界初になる見通しとなった。BMWは水素供給インフラの整備が世界で最も進んでいる日本での販売も検討している。
窒素酸化物や二酸化炭素などの汚染物質の排出が極めて少ない水素燃料車は、エコ・カーと呼ばれ、世界の自動車メーカーが開発にしのぎを削っている。主流は燃料電池車だが、BMWは、ガソリンの代わりに水素を燃焼させて動力とするエンジンの開発に約20年前から取り組み、実用化のめどが立ったとしている。
(2003/10/22/03:02 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20031022i201.htm