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【リオデジャネイロ16日共同】地上に描かれた数々のミステリアスな絵が世界的に知られるペルーのナスカ平原に、地元自治体がゴミ集積所をつくり、収集トラックが地上絵を横切っていたことが分かった。
コメルシオ紙などが十六日までに伝えた。ナスカの市長は「既存の集積所は遠すぎた。財政難のため近くに捨てざるを得なかった」と弁明するが、関係者は「貴重な遺産で、地元にも大切な観光資源なのに」とかんかん。国立文化研究所(INC)は市長らの刑事告訴を検討している。
問題の集積所はクジラを描いた地上絵から約一・五キロの地点にあり、収集車は一週間ほど前まで約一カ月間、一日二回ずつ平原を横切っていた。
地上絵は平原の地表を深さ十センチほど取り除き、明るい地肌を露出させて描かれている。INCは収集車の走行で、四角形を描いた二つの地上絵が「傷んだ」としている。
ナスカ市の市長は、INCに事前に集積所設置の許可を求めたが受け入れられず「頭にきて」捨て始めたと話している。
地上絵は、紀元一〇〇―八〇〇年ごろに栄えたナスカ文化の遺産とみられ、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に指定されている。