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(回答先: 2011年にアナログ放送は止まらないと思っています 投稿者 あっしら 日時 2003 年 10 月 14 日 21:38:27)
「IP電話回線の致命的欠陥」
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最近、NTTや業者から「IP電話」に加入しませんか?と言う勧誘が多いと思い
ます。料金が非常に安くなると言う唱い文句ですが、その内情は寒いものがあります。
問題点を列挙してみましょう。
(1)プロバイザー同士に互換性がない。
例えばYahooBBとBig-glove間には、同じパケット通信ですが整合性がないので
す。に、自分がIP電話、相手もIP電話でもプロバイザーが違うので繋がらな
い。繋がっているように見せかけて、実は途中でアナログ変換しているようで
す。但し、ある神奈川にある超スーパーコンピューターに繋がっているとしたら
別ですが・・
(2)料金の損益分岐点が現時点では赤字です。
IP電話もアナログ回線も同じ回線を通っているので、どの金額がIP電話であ
るか不明瞭なのです。また大企業にように通話料が膨大な場合にメリットがある
のみで、個人が加入しても現時点ではほとんご差異はない。ましてや、最大の問
題のプロバイザーであるYahooBBでは、ほとんどの会員がADSL なので、その混雑
ぶりや相当なもので常にノイズがつきまとうようです。特にADSLの場合は中継局
との「距離」もノイズに関係してくるようです。
(3)IP電話はルーターを通すために停電に弱い。
全員が光ファイバー回線を使用して、全員が同じプロバイザーに加入するか、も
しくはプロバーザーの整合規格が統一されて初めて、IP電話メリットが出てく
るのですが、業界マル抱えのブラックボックス化して内情を隠しています。つま
り現状は将来の布石段階ということになります。個人がIP電話に換えてまで急
ぐ必要があるでしょうか?
最大の問題は、光ファイバーを通そうが、同じプロバイザーを通そうが、ルータ
ーを通らないと繋がらないと言うことです。もし停電した場合、皆さんはご存じ
かどうか分かりませんが、ルーターは必ず再起動しなければならないのです。
特にプロバイザーからレンタルされているルーターを使用する場合、停電時デフ
ォルト(初期設定)に戻さねばなりませんから、その設定機能は、市販のルーター
のようにフィルターで特定の回線を止めてしまうといったきめ細かいものとは言
えませんので、回線所有者あるいはプロバイザーから強制的に再起動されること
になります。
ニューヨークやロンドンでの大停電はこんな隠れた意図があったかも知れません
ね。
明らかに、何かを隠しているようです。
この傾向は、テレビがアナログからデジタルに変わるのと同じで、電話回線もア
ナログ回線を一気に廃止してしてしまおうという方向性が見えます。つまり全て
の通信は「ハイパーコンピューター」を通さねばならなくなると言うことです。