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北朝鮮兵、食糧難で1万5千人離脱 韓国の研究機関分析。市民が軍事訓練・ビール瓶で点滴…独技術者が見た北朝鮮
北朝鮮兵、食糧難で1万5千人離脱 韓国の研究機関分析
http://www.asahi.com/special/abductees/TKY200309270262.html
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北朝鮮の人民軍兵士の給料は経済改革で18倍になったものの、食糧不
足や風紀の乱れで01〜02年にかけて約1万5000人が離脱した。今
春から「国民皆兵役制」に踏み切ったが、軍の縮小は避けられない――。
韓国政府・統一研究院の鄭永泰(チョン・ヨンテ)研究委員らが26日、
こんな分析をまとめて公表した。
韓国の政府機関が具体的な数字を挙げて北朝鮮兵力の弱体化を指摘する
のは異例。北朝鮮からの脱出者の証言や、流出した朝鮮人民軍の講演資料
などをもとに分析を進めたという。
それによると、人民軍では食糧や生活必需品の補給が遅れ、組織全体に
懐疑心が広がっている。また、部隊の近隣地域では盗みが横行し、故障し
た武器を組み立てて中国に密輸出したり、いかがわしいビデオを売ったり
する軍人もいる。たばこやせっけんなどの軍物資を住民に横流しするケー
スも後を絶たないという。
北朝鮮は、100万人規模とされる人民軍がすべてに優先する「先軍政
治」がとられているが、生活が向上せず魅力も乏しいため、脱走などで部
隊に戻らない「離営兵」が約1万5000人に上ると推定されるという。
北朝鮮の最高人民会議は今年3月、「軍事服務法」を採択したが、韓国
側は兵力減少を防ぐための兵役強化策と分析。同法により男性の兵役期間
を13年から10年に短縮する一方、体格や身分に基づく兵役免除条件を
撤廃するなど、硬軟織り交ぜた制度変更で急場を乗り切ろうとしていると
みられている。 (09/27 23:40)
ビール瓶点滴は既に、ノルベルト・フォラツェン著、「北朝鮮を知りすぎた医者」などでも紹介されている。他の人の証言でまた確認された。多分頻繁に使われてるのだろう。
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市民が軍事訓練・ビール瓶で点滴…独技術者が見た北朝鮮
http://www.asahi.com/special/abductees/TKY200309270282.html
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ドイツの非政府組織(NGO)活動家として、今年5月まで約3年半、
北朝鮮で人道支援活動に携わったマイク・ブラツケさん(30)が来日し、
北朝鮮の現状について語った。イラク戦争が始まると外国人は平壌から出
ることを禁じられ、市民が軍事訓練もしていたという。
ブラツケさんは99年に初めて北朝鮮入りし、NGO派遣の施工技術者
として、各地の病院で手術室やトイレなど衛生設備の改善や、支援物資の
調達を担当した。同国内で撮った写真1100枚のうち176枚を載せた
「北朝鮮『楽園』の残骸」(草思社)を24日に出版したのにあわせて来
日した。
同氏によると今年3月、イラク戦争開戦が近づくと、外国人は「安全対
策上の理由」から平壌の外に出ることを禁じられた。平壌市内では空襲警
報の訓練のサイレンが鳴り、住民が武器を持って行進の訓練をする姿も見
られたという。
NGO活動に協力していた北朝鮮側職員は「次は我々が攻められるので
はないか」と言って新聞を読んでいた。テレビでは米国を非難する報道が
増え、ドイツが米英のイラク攻撃に反対したと報じられると、ドイツ人の
ブラツケさんは北朝鮮住民から「味方」扱いされたという。
地方では食糧難や物不足が深刻だった。疲れ果てて路上で倒れている人
を多く見た。病院では点滴にビールびんが使われ、麻酔に自家栽培のアヘ
ンが使われていた。ブラツケさんは「人々は抑圧され、疲弊しきっていた」
と話している。 (09/28 00:45)