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(回答先: アルジャジーラ:既報クラーク7カ国イスラム攻撃計画だが最後が警告で貴重なり 投稿者 木村愛二 日時 2003 年 9 月 28 日 16:46:29)
クラークはご指摘どおりコソボ・セルビア方面の無差別爆撃の責任者であって、今更人道主義者面をするな、といいたくなります。
去年の冬キプロスに旅行した際にセルビア人の俳優夫婦(セルビアではTVどころではなくなったため、仕方なく出稼ぎでホテルのプールの管理人をしていた)と知り合いましたが、セルビアでは特に米軍の爆撃はむちゃくちゃに無責任だったそうです。西側ではほとんど報道されていませんが、列車(客車)など全く軍事目的でないような施設に、面白半分で爆撃が加えられたそうです。ちなみにフランス空軍と米空軍の戦闘爆撃機がペアで空襲した際に、米軍のパイロットが軍事施設を爆撃したついでに、民間施設を帰りの駄賃で射撃しようとしたところ、フランス空軍のパイロットが「もし実行するのなら、貴殿を撃墜する」と警告して思いとどまらせたなどというエピソード(真偽はわからないが、いかにもありそうな話)がセルビア人の間では定説になっていたそうで、クラークが部下にどのような指示を出していたか、想像に難くありません。
余談ですがコソボで米軍が占拠している広大な地域には、地元の地質学者が発見したウランの鉱脈がある、というのも地元の人の常識だそうです。
大体クリントンの引きでたった4年で少将から大将まで新幹線なみのスピードで出世するなど、かつてニクソンに取り入って、これも確か4年で少将から大将まで超特急出世でNATO総司令官になったヘイグとそっくりの経歴なのも怪しいですね。ヘイグも実は軍産複合体の中心的人物といわれ、最後はウォーターゲート事件でけちがついたニクソンに、引導をわたすなど、裏の権力のエージェントといわれましたが(ウッドワード・バーンスタインの両記者に情報をリークした例のディープスロートはヘイグだといわれている。そもそもウォーターゲート事件も、根性のある新聞記者の武勇伝のように言われましたが、とんでもない話であれは今回のブッシュのように人気・イメージでミソをつけたニクソンを、軍産複合体が「トカゲの尻尾切り」しようとして仕組んだspinに過ぎない。)同じような背景を持っていると見て間違いないでしょう。
ブッシュと違うのは石油業界に直接コミットしていないことくらいか?
もう一つクラークはキリスト教徒として教育はされたものの、父親は代々ユダヤ教のラビの家系で、イスラエルロビーとの連絡もばっちり、というわけで危険な奴であることは間違いないでしょう。
それから最新号のTIMEにクラーク立候補の記事が出ていますが、非常な出世主義者で米軍内部では彼の部下だった人間からはまったく人望がなく、「上司にしたくない将軍」のナンバーワンだったようです。