現在地 HOME > 掲示板 > 戦争39 > 373.html ★阿修羅♪ |
|
http://www.asahi.com/international/update/0928/006.html
聖地エルサレムの帰属をめぐる争いが引き金になって始まった第2次インティファーダ(イスラエルとパレスチナの武力衝突)は28日、丸3年を迎えた。今春に中東和平のロードマップ(行程表)が発表されて一時は雪解けの空気も流れたが、過激派のテロとイスラエル軍の攻撃は止まらず、再び力の対決が前面に出てきている。双方の死者はこの3年で3000人を超えた。
イスラエルの市民団体ベツェレムが25日現在で集計したところでは、自爆テロなどによるイスラエル人の死者は794人。うち548人が民間人だった。一方、パレスチナ側は2201人がイスラエル軍の攻撃によって死亡したほか、129人が自爆テロを実行、そのほとんどが死亡している。
第2次インティファーダは、イスラエルの右派リクードのシャロン党首(現首相)が00年9月、ユダヤ・イスラム両教の聖地「神殿の丘」(イスラム名ハラム・シャリーフ)を強行訪問してパレスチナ人を刺激したことから始まった。
紛争の完全終結を目指す最終地位交渉が同年7月に決裂し、イスラエル・パレスチナの双方に不満感が高まっていたところに、シャロン氏の行動が火をつけた形だ。
(09/28 18:14)