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「子供部屋の平和」の日本人、と言う、このフニャフニャした腑抜けたみっともないせりふが出て来る根拠。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
平成15年09月27日(土) 09時56分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)九月二十六日(金)
(第七百十二回)
○「サピオ」平成十五年十月八日号。五十五頁以下。
小林よしのり。
新ゴーマニズム宣言、
第191章
『「子供部屋の平和」に感謝する日本人』
○この漫画は、敗戦後の日本が、米国と言う父親に保護された
「子供部屋の平和」の中に居た、と言う趣旨のことを示して居る。
○この説はどうか。
○これで良いのか。
○もちろんこれは正しくない。
○日本民族の地位は、敗戦後、米英ユダヤイルミナティ世界権力に
よって、目に見えない檻の中に収監された囚人、である。
○子供部屋、など、冗談でない。
○「週刊文春」、平成十五年九月二十五日発売号、一四九頁。
ここに、立花隆氏による、沼正三著「マゾヒストMの遺言」(筑摩書房)
の一節(「神話としての八月十五日」)が引用されて居る。
○そこで、前出の沼正三著原文を読む。
○問題の箇所は、原著の四十四頁から五十五頁。
○その五十四頁、立花隆氏が引用して居ないところ。
「日本は負けて降参した。だから、朕(ちん)と共に捕虜になれ、日本人
総員が捕虜になれ、つうことが陛下のご命令じゃありませんか。...」
以下省略
○その前後は引用しないので、原文を参照のこと。
○右の発言は、
昭和二十年八月十五日、当時十九歳の海軍少年水兵、沼正三
(本名 天野哲夫)が、海軍基地で聞いた、古参兵曹長のことば
だと言う。
○この某兵曹長の言は、実に的確にそのときの真実を貫いて居る。
(なお、海軍の「兵曹長」は、陸軍の「曹長」に照応する。いずれも、
下士官のトップである)
○これだけでは実は不足であるが、ここでは省略する。
○要するに、敗戦後の日本人は、米国の設定した「子供部屋」で保護
されて居た、などと言うおていさいの良い話しではないのだ。
○しかし、何故、この漫画で、
「子供部屋の平和」、
と言った、フニャフニャと腑抜けたせりふが出て来てしまうのであろうか。
○それは、この作品が、
敗戦後、米英ユダヤイルミナティ世界権力によって日本民族に強要
されて居る無数の禁忌(タブー)の、その中の一つの禁忌(タブー)に
さえも挑戦して居ない。
その禁忌(タブー)の枠内に安住して居る、からではないのか。
(了)
…つまり、アメリカにとって、日本とは、ある種の道具としてのみ重宝すべきものであるのだろう。
日本は、アメリカにとっての、政治的、思想的パートナーなどではないのだ。要するに日本はただ単に勘違いしているだけなのだろう。
〜関連
敗戦後、日本民族が拘束され続けて居る、重要な禁忌(タブー)としての、ユダヤイルミナティの両建て戦略。[週刊日本新聞]
http://www.asyura.com/0310/bd29/msg/110.html