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イラク占領処理とイスラエル問題で孤立化した小ブッシュ政権が、イラン“主敵化”政策を一気に加速
http://www.asyura.com/0310/war39/msg/320.html
投稿者 佐藤雅彦 日時 2003 年 9 月 27 日 02:27:00:FnBfYmHiv1JFs

(回答先: 「最後の機会」と警告 イラン核問題で米報道官 投稿者 . 日時 2003 年 9 月 27 日 01:00:36)

●「イラクの次はイランとシリア」というのが、小ブッシュ政権が
 イスラエルに約束していた中東侵略のシナリオだったようですが、
 グアンタナモのスパイ兵士疑惑と同時に、イランへの核疑惑がらみの
 締め付けを一気に強め始めたようです。

 この数日の動きをざっと眺めておきましょう。

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(時事通信)[9月24日3時1分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030924-00000588-jij-int
大量破壊兵器の拡散防止決議を=イラク支援で国連に関与拡大求める−米大統領

 【ニューヨーク23日時事】ブッシュ米大統領は23日午前11時(日本時間24日午前零時)前から国連総会で演説し、イラクやアフガニスタンの再建に向けた国連の関与拡大に期待感を示すとともに、大量破壊兵器の拡散を防ぐ新たな決議を採択するよう安保理に要請した。
 この新決議の提案は、大統領演説で初めて明らかにされた。北朝鮮やイランなどの核兵器開発と拡散を阻止するため、国際協力推進のてこにする狙いがあるとみられる。
 ブッシュ大統領は演説で、「テロを支援するすべての国は文明に対する戦争において共犯者である」と非難し、「秩序を求める者と混とんを求める者との戦いで中立はあり得ない」と強調した。 
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(ロイター)[9月24日13時2分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030924-00000953-reu-int
イラン、今後はIAEAへの協力を制限=サレヒ代表

 
 [テヘラン 23日 ロイター] 国際原子力機関(IAEA)のサレヒ・イラン代表は、イランの核開発が平和目的であることを証明するための期限をIAEAが設けたことで、イランの協力は少なくなるとの見通しを示した。
 サレヒ代表は22日、イラン国営テレビとのインタビューに応じ、同国はこれまで「好意と透明性を示すため」、IAEAの査察官に環境関連のサンプル採集や非核施設への立ち入りを許可してきたと強調。
 「それは我々の義務の範囲を超えた措置だったが、今後は核拡散防止条約(NPT)の署名国として、現状の規定に基づいて行動する」と述べた。

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【写真】
9月23日、イランのサレヒ国際原子力機関(IAEA)担当代表(写真)は、イランの核開発が平和目的であることを証明するための期限をIAEAが設けたことに反発し、IAEAへの協力を制限する方針を示した。9日撮影
(2003年 ロイター/Herwig Prammer)
http://jp.a1.yimg.com/7/50/6316/1064376210/img.news.yahoo.co.jp/images/20030924/reu/20030924-00000953-reu-int-view-000.jpg
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(共同通信)[9月25日7時26分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030925-00000019-kyodo-int
査察非協力なら重大結果 イラン核でIAEA局長

 【ウィーン24日共同】国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は24日、イランの核開発問題でIAEA理事会が定めた10月末までの期限内にイランが核査察に全面協力しなければ、国連安全保障理事会への付託など「イランにとって重大な結果を招くだろう」と警告した。米国メディアのインタビューに答えた。
 今月12日にIAEA理事会がイランの核問題での決議を採択後、事務局長が安保理付託の可能性について具体的に言及したのは初めて。
 事務局長は、期限について「イランが最後通告でなく、機会とみなしてくれることを期待する」と指摘。しかし期限内にウラン濃縮計画などすべての疑問に回答しなければ、次回11月の理事会に「イランの核計画が平和目的かどうかの検証はできなかった」と報告せざるを得ず、その場合、「理事会は(核問題の)安保理付託も含めた適切な措置を取ることになるだろう」と強調した。
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(ロイター)[9月25日15時19分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030925-00000101-reu-int
イラン外相、核兵器製造技術の保有を否定

 [ニューヨーク 24日 ロイター] イランのハラジ外相は、同国が核兵器製造技術を保有しているとの見方を否定し、核プログラムを断念しない方針をあらためて表明した。
 同外相は、国連総会の期間中に行われた会合で、「わが国に核兵器製造技術はない。ウラン濃縮技術はあるが、発電所の燃料となるウランの濃縮技術と、実際に爆弾を製造する技術は違う」と語った。
 国際原子力機関(IAEA)は、核プログラムが平和目的であることをイランが証明する期限を、10月31日に定めた。
 イラン政府は、IAEAによる査察強化に向けた交渉に積極姿勢を示しているが、同外相は、「米国が(それでは)不十分と考えているところが問題だ」と述べた。
 イランは核プログラムを断念するか、との質問に同外相は「絶対に(断念)しない。(断念する)理由がない」と語った。
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●IAEAはイランの核兵器開発疑惑を調べていましたが、イランの遠心分離器
 製造会社から集めたサンプルから濃縮ウランが検出されたということで、
 これがイランの主張どおり輸入部品に付着していた可能性が高まりました。
 仮にその通りだったとすれば、アメリカが抱いている「ならずもの国家」
 への疑心暗鬼がまたも空振りに終わる可能性が出てきたわけです。

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(ロイター)[9月25日23時7分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030925-00000153-reu-int
イランで新たに濃縮ウラン検出、設備汚染説に追い風か

 [ウィーン 25日 ロイター] 国際原子力機関(IAEA)は、イラン国内で濃縮ウランの痕跡を新たに検出した。設備の核汚染を主張するイラン側の説明が、これによって裏付けられる可能性もある。
 複数の外交官が25日、匿名を条件にロイター通信に語った。
 濃縮ウランは、カライ電気のなかで検出された。
 査察チームは今年、ナタンズ市内の別の核施設で濃縮ウランを検出済み。これが契機となって、イランが核兵器開発に向けて、秘密裏にウランを濃縮していたのではないかとの疑惑が浮上した。
 イラン政府は核計画が平和目的であると主張するとともに、ナタンズの設備を海外から調達したことが濃縮ウラン検出の原因であると説明したが、IAEAの内外から疑問が集中した。
 イランは、カライ電気に核物質で汚染された遠心分離機の部品が保管されているとしている。 ある西側外交官は、ここで採取したサンプルから濃縮ウランが検出されなかったら驚くべきことだっただろう、との認識を示した。
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(毎日新聞)[9月25日23時22分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030926-00002124-mai-int
<IAEA>イランの電気会社で「別の濃縮ウラン成分検出」

 国際原子力機関(IAEA)は25日、イランの「カライ電気」会社で抽出した環境サンプルから「高濃縮ウランの成分が検出された」と述べた。ロイター通信が伝えた。同社は遠心分離機の製造を担当していて濃縮施設はなく、「濃縮ウランは輸入した部品に付着していた」というイラン側の主張を裏付ける形ともなっている。
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(毎日新聞)[9月26日1時36分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030926-00000124-mai-int
<IAEA>イランの電気会社で「別の濃縮ウラン成分検出」

 【ウィーン福井聡】国際原子力機関(IAEA)外交筋は25日、イランの「カライ電気」会社で抽出した環境サンプルから「高濃縮ウランの成分が検出された」と述べた。ロイター通信が伝えた。同社は遠心分離機の製造を担当していて濃縮施設はなく、「濃縮ウランは輸入した部品に付着していた」というイラン側の主張を裏付ける形ともなっている。

 濃縮ウランは、天然ウランを気体に転換した六フッ化ウランを遠心分離機にかけて濃縮する過程で得られ、繰り返し濃縮することで核爆弾の原料となる高濃縮ウランになる。IAEAはすでにナタンツの濃縮施設で高濃縮ウランの検出を確認しているが、これが濃縮結果によるものか輸入部品の付着物かは判断されていない。
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●一方、IAEAは米国の小型核兵器開発計画にも警鐘を鳴らしています。つまり第三者から見れば、米国自身が、小ブッシュが定義した「ならずもの国家」に他ならないということになります。

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(毎日新聞)[9月26日3時6分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030926-00000071-mai-int

<IAEA>事務局長が米の小型核爆弾開発に「強い懸念」

 【ウィーン福井聡】国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は24日、米国の公共ラジオとの会見で「米国の新型小規模核爆弾開発計画に強い懸念を抱いている」と米国を非難した。

 事務局長は「米国の小型核爆弾開発は、核兵器開発予備軍に対し、『安全保障上の権威ある地位を得たければ核爆弾を所持すればよい』との誤ったメッセージを送るものだ」と述べた。ブッシュ政権は「ブンカー・バスター」(地下要塞破壊弾)などの小型核兵器の開発計画に関心を示し、調査を進めている。

 また、イランの核兵器開発疑惑については「イランが、9月の理事会決議で定められた『10月末まで』に回答しなければ、11月の理事会で適切な措置を取る。それはイランにとって深刻な結果につながるだろう」と警告した。
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●ところが小ブッシュは、IAEAの警告などどこ吹く風で、イランへの恫喝に必死のようです。小ブッシュ自身の支持率なり体面にとっても、来年の大統領選の趨勢を占うことになるカリフォルニア知事選挙への支援材料としても、内的矛盾を外部に転嫁するための“標的”としてイランを「公衆の敵ナンバーワン」にデッチ上げねばならない……というわけでしょう。

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(ロイター)[9月26日8時42分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030926-00000164-reu-int

核兵器計画続ければ、イランは全世界から非難受ける=米大統領

 [ワシントン 25日 ロイター] ブッシュ米大統領は、イランが核兵器計画の推進を続ければ、「全世界から激しい非難」を受けることになると述べた。
 ブッシュ大統領は記者団に対して、26─27日に行われるプーチン・ロシア大統領との会談で、イランの核開発疑惑を取り上げるとしている。
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(時事通信)[9月26日9時2分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030926-00000126-jij-int

「最後のチャンス」とイランに警告=IAEA決議従わねば安保理に付託−米

 【ワシントン25日時事】マクレラン米大統領報道官は25日の記者会見で、イランに対し、10月末までの期限付きで核開発疑惑解明に向けた国際原子力機関(IAEA)の査察検証作業への全面協力を求めたIAEA決議の順守を強く要求した。その上で、イランがこの「最後のチャンス」を逃した場合、問題を国連安保理に付託する考えを表明した。 
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●またも小ブッシュの病気である「仮面カウボーイ症候群」(笑)が出てしまいました。こいつ「最後の機会」を」連発しすぎ〜。(笑)
 またまた「最後通牒―→国連安保理で問題化―→軍事攻撃」という我が儘シナリオを発動しようとしているのでしょうか?
 まるでハリウッドのB級映画みたいですね。

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(共同通信)[9月26日9時14分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030926-00000047-kyodo-int


「最後の機会」と警告 イラン核問題で米報道官

 【ワシントン25日共同】マクレラン米大統領報道官は25日の記者会見で、国際原子力機関(IAEA)への協力を拒んでいるイランの核開発問題について「残された最後のチャンスだ」と警告、IAEAに全面協力するよう強く要求した。
 報道官は、イランがIAEAの要求を最終的に拒否した場合は「国連安全保障理事会に報告することになる」と述べ、制裁措置を視野に核開発問題を安保理に付託する方針を表明。IAEA定例理事会が今月12日、イランに対し10月末までの全面協力を求めた決議に沿ってイランが行動するよう要求した。 一方、ブッシュ大統領は25日、記者団に、26−27日にワシントン郊外で予定しているプーチン・ロシア大統領との首脳会談でイランの核問題を取り上げると言明。「核兵器開発を継続すれば全世界から非難を浴びることをイランに分からせるため、世界の結束が重要」と述べた。
 ブッシュ大統領は同首脳会談で、ロシアが支援しているイランのブシェール原発建設を中止させるため、イランに協力しないようプーチン大統領に求める方針だ。
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(時事通信)[9月26日11時11分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030926-00000156-jij-int

不条理な要求には屈せず=「核兵器開発ない」とイラン外相

 【ニューヨーク25日時事】イランのハラジ外相は25日、国連総会で演説し、「イランは核兵器開発計画を持たず、着手する意図もない。隠すことはない」と述べ、国際原子力機関(IAEA)の協定に従った協力を行う方針を表明しつつ、「差別的、選択的で不条理な要求には屈しない」と強調した。 
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(読売新聞)[9月26日11時29分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030926-00000404-yom-int

イラン核兵器疑惑解明へ、IAEA査察団を28日派遣

 【ウィーン=島崎雅夫】国際原子力機関(IAEA)報道官は25日、イランの核兵器開発疑惑を解明するため、28日にイランに査察団を派遣することを明らかにした。IAEA理事会が12日、イランに対し核開発計画の全容解明を10月末までに求めた決議を採択して以来、査察団を派遣するのは初めて。

 IAEAはすでにイランに10月末までの作業日程表を手渡しており、来週初めから、高濃縮ウランが検出された中部ナタンツの核関連施設などを本格的に査察する。ただ、イランは、決議採択に反発、理事会議場を退席しており、どこまでIAEAの査察に協力するかが今後の焦点となる。
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(毎日新聞)[9月26日12時57分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030926-00003053-mai-int
<イラン>IAEAの決議受け入れへ 外相が国連で表明

 イランのハラジ外相は25日、国連総会の演説で、先に国際原子力機関(IAEA)定例理事会が同国の核兵器開発疑惑に関連して、抜き打ち査察を認める追加議定書の早期・無条件締結を求める決議を採択したことに言及し、「原則的に何の問題もない」と受け入れる意向を明らかにした。
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(毎日新聞)[9月26日13時4分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030926-00001053-mai-int

<イラン>IAEAの決議受け入れへ 外相が国連で表明

 【ニューヨーク高橋弘司】イランのハラジ外相は25日、国連総会の演説で、先に国際原子力機関(IAEA)定例理事会が同国の核兵器開発疑惑に関連して、抜き打ち査察を認める追加議定書の早期・無条件締結を求める決議を採択したことに言及し、「原則的に何の問題もない」と受け入れる意向を明らかにした。

 ハラジ外相は演説で、イランは原子力の平和利用を追求しており、IAEAを通じた核不拡散の義務を超えた「理由のない要求には屈しない」との基本的立場を確認した。その上で、「わが国は核開発計画を持っておらず、何も隠すものはない」と強調し、「疑念を取り除く」ために、IAEAが今月12日の理事会で採択した「10月末までの是正措置への協力」や「追加議定書の早期・無条件の締結と実施の要請」に応じる意向を示した。
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(毎日新聞)[9月26日13時4分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030926-00001056-mai-int
<米大統領>イランの核兵器開発疑惑を協議 露大統領との会談

 【ワシントン中島哲夫】ブッシュ米大統領は25日、ワシントン郊外の大統領山荘キャンプデービッドで26〜27日に行うプーチン・ロシア大統領との会談で、イランの核兵器開発疑惑を協議すると明言した。また、ニューヨークでの国連総会を機に各国首脳と会談した際もこの問題を取り上げ、反応は「極めて前向き」だったと明らかにした。ホワイトハウスで記者団に語った。

 大統領の発言は、イランで兵器級の濃縮ウランの痕跡が確認されるなど疑惑が深まった状況に関するもの。大統領は「イランに対し世界が一致して、核兵器開発計画を続ければ全面的非難を浴びる、と明確に示すことが重要だ」とも述べた。

 一方、マクレラン米大統領報道官は25日の定例記者会見で、国際原子力機関(IAEA)がイランに対し10月末までの期限付きで核計画関連の情報開示などを迫っていることについて「これが最後のチャンスだ」と指摘、イランが従わなければ問題を国連安保理に報告して対処すべきだと語った。
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(毎日新聞)[9月26日13時37分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030926-00003056-mai-int
<米大統領>イランの核兵器開発疑惑を協議 露大統領との会談

 ブッシュ米大統領は25日、ワシントン郊外の大統領山荘キャンプデービッドで26〜27日に行うプーチン露大統領との会談で、イランの核疑惑を協議すると明言した。また、NYでの国連総会を機に各国首脳と会談した際もこの問題を取り上げ、反応は「極めて前向き」だったと明らかにした。
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(共同通信)[9月26日16時42分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030926-00000164-kyodo-int
IAEA決議に保守派反発 イラン、政府対応に影響も

 【テヘラン26日共同】イランに核兵器開発疑惑解消のため10月末までの全面協力を求めた国際原子力機関(IAEA)理事会決議に対し、同国の保守派有力者が猛反発、IAEAへの協力姿勢を示してきたハタミ大統領ら改革派との方針の違いが鮮明になってきた。
 国政の最終決定権を持つハメネイ師は、自らの権力基盤でもある保守派の意向を無視できない立場にあり、保守派の態度はイラン政府の決議への対応にも大きな影響を与えそうだ。
 イランが決議への対応を公式に表明しない中、保守派有力者で護憲評議会事務局長のジャンナティ師は19日の金曜礼拝で、核拡散防止条約(NPT)からの脱退を検討すべきだと述べ、核査察強化のための追加議定書調印にも反対を表明している。
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●こうして小ブッシュの恫喝によって、イラン内部の政治的な対立が
 作られつつあります。この結果、たとえばイランの保守勢力が反米
 的な“第二次イスラム革命”を起こしたとしても、その混乱に乗じて
 中東での米国の勢力強化ができると考えているのかも知れません。
 小ブッシュ・パパブッシュ・プレスコット爺さんと三代にわたって
 加入してきたイェール大学の秘密結社「骸骨団」(スカル&ボウンズ)
 は、混乱を作りだしてそこに雪崩れ込んで覇権を握るという戦略哲学
 を信奉してきた勢力です。この手垢の付いたやり方が、四半世紀前の
 ホメイニ革命の時に痛い目に遭ったにもかかわらず、イランにも通用
 すると考えているのでしょうか……。


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(ロイター)[9月26日18時44分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030926-00000249-reu-int
英下院幹部、米国のイランに対する姿勢を強くけん制

 [ロンドン 26日 ロイター] 英閣内相で下院幹部でもあるピーター・ヘイン氏が、米国に対して、「悪の枢軸」と呼んでいる国家に対応する際に慎重であるよう強く要請した。
 ニュー・ステーツマン誌が、同氏の発言として26日伝えた。
 米政府は、核兵器保有を目指しているとして、イランに対する圧力を強めている。
 同誌によると、ヘイン氏はイランを攻撃することを強くけん制し「英政府内では、これまでイラクで起きてきたことを、シリアやイラン、あるいは北朝鮮に対して再現できると、本気で思っている者は一人もいない」と発言している。
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●さすがに英国でも、ブレア内閣の内部から小ブッシュのカウボーイ病
 に警告を発する動きが出てきているようです。「英政府内では、これ
 までイラクで起きてきたことを、シリアやイラン、あるいは北朝鮮に
 対して再現できると、本気で思っている者は一人もいない」とは、
 モロン・ザ・ブッシュに対する辛辣な言葉ですね。

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