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●小ブッシュ政権が国連の大量破壊兵器査察活動を解体する思惑で、国連査察団
からメンバーを引き抜いて作った米国独自の調査団が、やはり「フセイン政権
のイラクが(近年に)大量破壊兵器を保有していた証拠はなかった」という
中間報告を出すそうです。
●そもそも、国連のイラク査察活動を妨害してぶちこわしにしたのは、侵略的な
思惑で動いていたCIAだったことが、小ブッシュ政権が侵略戦争正当化のデマ
作戦をしていた真っ最中にワシントンでも問題になっていました。
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国連のイラク査察をぶちこわしにしたのはCIAだった、と米国の民主党上院議員たちがCIAを非難
http://www.asyura.com/2003/war23/msg/896.html
WA23 896 2003/2/14 17:03:33
投稿者: 佐藤雅彦
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●おまけに「イラクの大量破壊兵器」疑惑については、ドイツや英国もデッチ
上げプロパガンダに関与したり“共犯関係”だったのです。
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ドイツ政府が天然痘ワクチンの備蓄予算をせしめるため、
イラクの生物兵器計画を誇張したホラ吹き報告書を出していたことが発覚
http://www.asyura.com/2003/war24/msg/229.html
WA24 229 2003/2/17 22:32:11
投稿者: 佐藤雅彦
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米英が名指しした「イラクの化学兵器工場」が実はサッチャー政権の“作品”だったことが判明
http://www.asyura.com/2003/war25/msg/880.html
WA25 880 2003/3/14 01:25:53
投稿者: 佐藤雅彦
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●今回発表される中間報告は「イラクには大量破壊兵器の存在を示す証拠はなかった」と
いうものだそうですが、小ブッシュやライス安保担当補佐官は、最終報告まで無期限の
時間を与えるそうです。その間に“神の手”が大量破壊兵器の“遺跡”をこっそり
どこかに埋めたりするかもね。(笑)
……だからこの中間報告だけでは安心できないのです。デッチ上げ謀略で戦争を行なって
きたのが“アメリカ文明”の伝統芸能ですからね。
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(時事通信)[9月25日13時4分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030925-00000870-jij-int
大量破壊兵器開発の確証得られず=イラクの米調査団が近く報告書
【ワシントン24日時事】イラクで大量破壊兵器の捜索に当たっている米国の調査団が、旧フセイン政権による大量破壊兵器開発を裏付ける確たる証拠を発見していないことが24日、明らかになった。調査団を率いる元国連査察官のデービッド・ケイ中央情報局(CIA)特別顧問が近く、テネットCIA長官らに最初の報告書を提出する。
パウエル国務長官は先に、米調査団がイラクの大量破壊兵器開発の実態を明らかにすると自信を示していた。ブッシュ政権が戦争の大義に掲げていた大量破壊兵器開発の証拠を、米側の調査でも発見できなければ、政権に対する批判がさらに強まるのは必至だ。
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(読売新聞)[9月25日13時10分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030925-00000403-yom-int
「イラク大量破壊兵器の証拠発見できず」調査団報告へ
【ワシントン=永田和男】イラクで大量破壊兵器を捜索してきた米調査団が、生物、化学、核兵器の存在を示す証拠は未発見であるとする「中間報告」をまとめ、近くテネット中央情報局(CIA)長官らに提出する。CIA報道官が24日、明らかにした。
米政府は中間報告提出後も捜索を続けるとしているが、イラク戦後統治の混迷が深刻な政治問題になっているだけに、イラク戦争の主たる理由だった「大量破壊兵器」の未発見を米調査団が認めることで、ブッシュ政権がさらに苦境に立つ場面も予想される。
調査団は、元国連査察官でCIA特別顧問に任命されたデービッド・ケイ氏をチーフにして、主要戦闘が終わった今春からイラクで活動している。CIAは中間報告の内容に触れていないが、AP通信が国防総省筋の話として伝えたところによると、中間報告は、生物・化学兵器計画が存在していたことをうかがわせる文書や関係者の証言などは得られたが、兵器自体は発見されていないことが骨子となる。
イラクの大量破壊兵器をめぐっては、パウエル米国務長官が今年2月、情報活動を通じて得た衛星写真などを「動かぬ証拠」として国連安全保障理事会に提示し、国際世論を「イラク戦争不可避」に傾けた。
ブッシュ大統領は、イラク戦終了後も、旧フセイン政権が大量破壊兵器を隠ぺいしていたことは明白と譲らず、英国、豪州を含めた1400人規模の調査団を結成し、イラクに派遣した。
一方で、旧フセイン政権が核兵器開発のためニジェールから大量にウランの購入を図ったとのブッシュ大統領の演説が、偽情報に基づいていたとことが判明した。英国では、同国政府がイラクの大量破壊兵器の脅威を誇張する情報操作をしたとの疑惑が浮上、特報した英BBCの情報源とされる国防省顧問が自殺する事態に発展している。
ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)は、同日FOXテレビに出演し、「ケイ氏らはこれからもまだ数え切れないほど多くの文書に当たり、多くの人に話を聞く。(兵器に関する)物的証拠も手にしつつある」と語って大量破壊兵器発見になお自信を示した。
ライス補佐官はその一方で、ブッシュ大統領がケイ氏に対し「調査終了まで時間は問わない」と伝えたことを指摘し、「最終的な調査結果」提出が相当先になる可能性を示唆した。
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