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(回答先: 英タイムズ:イラク大量破壊兵器情報の改竄過程をブレア側近がハットン調査委員会で告白 投稿者 木村愛二 日時 2003 年 9 月 24 日 07:57:49)
ご指摘ありがとうございます。
まず無料公開されているTimes On Lineの記事は、タダでもばらまきたいニュースであることは十分に推測できます。ようは報道というよりプロパガンダです。というのも昨夜6:30のITVニューズの論調では、スカーレットが立場を変えたという報道のされ方だったので、これに対抗するlineを至急用意したのでしょう。この辺はご指摘の通りと思います。
スカーレットの釈明ではパウエルからの示唆はあったが、最終決定は自分がした、というわけですが、パウエルはブレア首相の名代といってもいいほどの側近なので、(MII6のトップですらないはるかに下っ端のスカーレットと、パウエルとの相対的な権力関係から見て、首相府の圧力で改ざんしたという見方をされるのは不可避でしょう。現に昨日のTV報道を見ると各局とも、「後はスカーレットの釈明を信じるかどうかだ」と暗に信じられない話であることを示唆していました。
したがって事実上責任はスカーレットからパウエル=ブレアに転嫁され、建前上スカーレットは
最後までブレアに忠義を尽くした形となるわけで、ブレアからの責めはかわせるわけです。実に小賢しい奴と思います。(スカーレットが圧力にまけたかどうかは個人の良心の範疇なので本人がそうだと言えば、主観的にはそういうことになるが、客観的には誰がどう見ても首相府のごり押しだったと認定される、ということです。)