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(回答先: Re: ジョン・ピルジャー/Breaking the silenceは素晴らしい番組だった 投稿者 HAARP 日時 2003 年 9 月 23 日 22:59:55)
HAARPさんへ
実はNew Rulers of the Worldは英国では結構大手の書店でも取り扱っていて影のベストセラー(といっても部数はしれているが)となっている可能性があります。(ただ製本がちゃちで扱いに困った。)ここでDaily Mirrorについて一言コメントしておきますと、この新聞はいわゆるタブロイドで元来労働党系のブルーカラー向けの新聞なのですが、今回の戦争については終始反対の立場を貫くなど、編集方針はなかなか気骨があります。10分で読み終わってしまうような新聞ですが、戦争の最中はカンパの意味で買っていました。
Breaking the silenceの話に戻りますが、本日のDaily Mailのテレビレビュー欄を見ると案の定、極端過ぎるなどと酷評していましたが、小見ではこの番組はブッシュ政権を倒すポテンシャルを持っています。というのも先のコメントで言及し忘れましたが、コンドリーサ・ライス
とパウエル国務長官など主要閣僚が、3年ほど前まで軒並み「サダム・フセインは封じ込め政策が功を奏していて、最早脅威ではない」とはっきり答弁している場面が紹介されているのです。
これを本人たちに見せたら文字通りぐうの音も出ないことでしょうね。ところで余談ですが、ブッシュ内閣の閣僚はどいつもこいつもどうしてこう人相が悪いのでしょうか。ライスなど悪いけど鬼婆、悪魔としかいいようのないような凶悪な人相です。パールもラムズフェルドも同じで、みんなイラクやアフガンの大衆の命など何十万でも犠牲にしてでも、石油・軍産複合体の利潤を図るために、くら〜いプロジェクトばかり考えている内にああいう人相になってしまうのでしょうね。あのハンス・ブリックスの正直そうな人相と好対照です。
ところでブレアの人気ですが、もう地に落ちています。先日もスコットランドのハイランドゲーム(運動会)の見物に夫婦同伴できて、女王とエジンバラ公の横に並んで観戦中に細君のCherie Blairが手で口を隠すこともしないで大あくびしているところを、各紙に写真を掲載されてこきおろされていましたが、その場で花束を渡す役割を仰せつかった地元の少女がブレアに対するスマイルを拒否したことがでかでかと報道されていました。「あんないやーな奴ににっこりするのなんか絶対いやだ」と言ったそうです。加えて酔っぱらったうえブレアの席に近づいて絡む輩まで出てくる始末で、さんざんだったようです。最後の締めくくりは憮然としたブレア夫妻が帰りを急いで出口にむかって歩いたため、女王を追い越し(最悪のマナーとされている)
これも写真に撮られて各紙でぼろくそに言われるなど、さぞかし毎日楽しくないことでしょう。何万という人間の死に責任があるのですから自業自得ですが、とにかく一見して馬鹿だとわかるブッシュと違ってなまじ雄弁な人間だけにブレアはたちが悪いのです。 28日もたっぷり冷や汗をかいてほしいと思います。