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農作物などの窃盗被害が今年1月から8月末までで480件にのぼり、昨年同期に比べ156件(48%)増加していることが25日、警察庁の調べで分かった。果樹園の果実が大量にもぎ取られたり、農家の倉庫から米が盗まれたりする大胆な犯行が相次いでおり、実りの秋を前に同庁は注意を呼びかけている。
調査の対象は、米や野菜、キノコ類に加え魚介類など。480件の被害総額は約5590万円で、容疑者が逮捕、送検されたのは13件だった。
もっとも多いのは、スイカ、メロンを含めた野菜類で202件。昨年1年間の合計173件を既に上回っている。次いでブドウ、サクランボなどの果実類も111件で、昨年の年間合計を上回った。
米は50件。昨年1年間の143件に比べると、一見少ないペースだが、同庁は「米はこれからが収穫期。一層の警戒が必要だ」としている。
地域別では、九州が220件で突出しており、関東の95件がそれに続いている。東北が唯一、昨年同期を下回り、北海道は昨年と同様にゼロ。同庁では、手口や原因の傾向まではまだ分析していないが、冷夏による不作や長引く不況が要因になっているとみられる。
(09/25 13:57)
http://www.asahi.com/national/update/0925/014.html