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(回答先: 福岡一家殺害 強盗目的と断定殺人依頼なし(テレビ朝日) 投稿者 シジミ 日時 2003 年 9 月 24 日 03:33:34)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20030924i301.htm
福岡市の松本真二郎さん(当時41歳)一家4人殺害事件で、犯行を認めた元専門学校生、魏巍(ぎぎ)被告(23)(別の傷害罪などで起訴)が、福岡県警の調べに対し、中国・吉林省出身の元日本語学校生(21)について、「男に殺害を依頼され、自分に犯行を持ちかけたようだ」と供述していることが23日、わかった。
この元日本語学校生と、同郷の元私立大留学生(23)の2人は、中国公安当局に拘束され、一家殺害を認める供述をしており、県警は、警察庁を通じ、捜査協力を要請する。
魏被告はこれまで、「5月下旬、元日本語学校生から『金になる』と誘われ、元私立大留学生と3人で、4人を殺害した」「犯行の報酬として数万円を受け取った」などと供述していた。
だが、3人と松本さん一家の間に接点が見当たらないことから、県警が追及したところ、「元日本語学校生は『4人を殺害すれば、金がもらえる』と話していた。男に殺害を依頼、指示されているような話しぶりだった」との供述を始めたという。
県警は、これらの供述などから、元日本語学校生が報酬と引き換えに何者かに犯行を依頼された可能性が高いとみており、この「男」の特定などには、元日本語学校生らの事情聴取が不可欠としている。
県警は今後、中国公安当局に対し、2人の身柄の引き渡しを求める。犯罪者の身柄引き渡しに関する条約がない日中両国の間での引き渡しが困難な場合は、中国側に同国の法律を適用する代理処罰を要請し、捜査員を派遣して事情聴取への立ち会いを求め、背後関係など全容解明を図る。
魏被告は事件発覚後も、福岡市内の自宅アパートに滞在。8月6日、福岡空港から出国しようとしたところを、知人を殴った傷害容疑で逮捕された。
(2003/9/24/03:06 読売新聞 無断転載禁止)