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十勝沖地震:地殻変動から推定した震源断層モデルについて(国土地理院)
http://www.asyura.com/0310/jisin8/msg/147.html
投稿者 シジミ 日時 2003 年 9 月 27 日 05:05:49:1VmSkkGasXps6

http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2003/0926-2.htm

発表日時:平成15年9月26日(金)19時00分

9月26日4時50分頃の釧路沖の地震に伴う
地殻変動から推定した震源断層モデルについて
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 国土地理院(院長 星埜由尚[ほしの よしひさ])は、地殻変動を監視するために全国に展開している電子基準点(GPS連続観測点)の9月26日12時までの観測データを解析し、9月26日(金)午前4時50分頃に北海道釧路沖で発生した地震(マグニチュード8.0)を発生させた断層(震源断層)の位置やすべりの大きさを求めました。


 震源断層の形状を長方形と考えて推定したところ、断層の向きは、ほぼ北西−南東方向、大きさは、長さ約86km、幅約83kmで、南東から北西に傾き下がる低角の逆断層(傾斜角22度)であることがわかりました*。上端部の深さは約20kmで、断層の北端は音別町の南約20kmに位置します。断層の位置は、余震の震源分布ともほぼ一致します。


 推定された断層運動は、北西側が南東側にのり上げる逆断層で、すべり量は約5mです。この地域では1952年にマグニチュード8の地震が発生していますが、今回の断層運動もそのときとほぼ同様のものとなっています。断層の大きさとすべりの量から推定した今回の地震のモーメントマグニチュード(Mw)**の大きさは、約8.0となりました。

添付資料
 ・平成15年9月26日釧路沖の地震に伴う地殻変動と断層モデル
  http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2003/0926-2a.gif

 ・断層モデルの概念図
  http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2003/0926-2b.gif

* 5月26日宮城県沖の地震の震源断層モデルと比べ,断層面の面積で約16倍の大きさです。
** 地震で解放された歪みの大きさから推定した地震の規模を「モーメントマグニチュード」と言います。通常使われるマグニチュードは地震動から推定しています。


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 (問い合わせ先)

  国土地理院
   〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番    029-864-1111(代表)
  地理地殻活動研究センター 研究管理課長   津沢 正晴 029-864-5969(直通)
               地殻変動研究室長 今給黎哲郎 029-864-6925(直通)


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