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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030925-00000072-kyodo-soci
【ワシントン24日共同】地球や太陽が属する銀河系が、近くにある小さな銀河から星を吸い出し、のみ込んでいる−−。こんな観測結果を24日、米バージニア大とマサチューセッツ大のグループが発表した。
「いて座わい小銀河」などと呼ばれるこの銀河は、われわれの銀河系の1万分の1の重さしかない小銀河。1994年に発見された。
研究グループは、赤外線観測装置を使って、小銀河内の星の位置を詳細に記録し、3次元画像化。不規則な形をした小銀河が、円盤状の銀河系を通り抜けるように斜めに交差し、銀河系の重力によって、小銀河から多数の星が引き寄せられ、のみ込まれていることを突き止めた。
グループは「われわれの銀河系は、近くにある銀河をスパゲティを食べるようにのみ込み、成長しているようだ」としている。(共同通信)
[9月25日12時23分更新]