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<関東大震災>震源断層とらえる 東京大地震研
1923(大正12)年に10万人以上の死者や行方不明者を出した関東大震災(マグニチュード=M=7.9)を引き起こした震源断層の様子をとらえることに、東京大地震研究所の佐藤比呂志助教授(構造地質学)らのグループが初めて成功した。この地震は200〜300年に1回の割合で発生すると考えられており、次に発生する時の地震の揺れを予測する貴重な基礎データとなる。
調査は今年1〜3月、静岡県三島市から横浜市金沢区にかけた海岸沿いに複数の地震計を設置して実施した。特殊な車両で地面を強制的に揺さぶるなどして地震波を作り出し、地下からはね返ってくる波を解析した。
その結果、神奈川県小田原市の深さ約5キロの地点から鎌倉市の同約13キロの地点に向かって緩やかに傾斜する地下構造の画像が得られた。地震後の地殻変動観測などから求められた関東大震災の震源断層と一致していることが分かった。
また、M8級の巨大地震を引き起こすと予測されている「国府津(こうづ)―松田断層帯」が、関東大震災の震源断層から分岐している様子も明らかになった。
研究グループは06年度までに東京湾や小田原市―群馬県桐生市間などで引き続き地下の構造探査を行う予定だ。佐藤助教授は「震源断層の3次元立体構造を明らかにして、地震時の揺れを正確に予測したい」と話す。【河内敏康】(毎日新聞)
[9月22日13時56分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030922-00001051-mai-soci
「震源断層の3次元立体構造を明らかにして、地震時の揺れを正確に予測したい」のも結構なのですが、いつ何処で地震が起こるのかも正確に予測できるように、よろしくね。