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東京都の石原慎太郎知事が、外務省幹部の自宅前で不審物が見つかった事件について「爆弾を仕掛けられて当たり前」と発言した問題について、石原知事は25日の都議会で、「拉致問題も1年たって風化してきたため、自民党総裁選の対立軸に据え直そうと、ああいう表現をした」と述べた。
また、石原知事は「投げたルアーにバカなメディアがだぼハゼのごとく食いつき、国民は(外務省が)何をやっているかということを認識し直してくれた」とも述べ、「ゴルフでいうとインテンショナル(意図的な)フック。うまくパーオンできた」との表現で、発言が計算ずくだったことを強調した。
さらに、北朝鮮の拉致問題について外務省の対応を批判する中で、曽我ひとみさん母娘の拉致事件について触れ、「拉致と言えば言葉が柔らかいが、袋詰めにされ十文字に縛られた。さらってみたら片方は年寄りだったから、曽我さんのお母さんなんてその場で殺されたんでしょう」などとも発言した。石原知事は、本会議後には、「大多数の専門家が(殺されたと)言っている」と釈明したが、曽我さんへの配慮を欠いたことを認め「言葉が足りなかった。申し訳ない」と話した。
曽我さんと一緒に1978年8月に新潟・佐渡島で行方不明となった母のミヨシさん(当時46歳)について、北朝鮮側は「承知していない」と拉致を認めていない。しかし、国連人権委員会の強制的失踪(しっそう)に関する作業部会は、調査対象とすることを正式決定。曽我さんも、ミヨシさん救出のため自らが家族連絡会に参加した。(読売新聞)
[9月26日2時25分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030925-00000313-yom-soci