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(回答先: Re: 中田考夫人の入信記【はまちさんお薦めの『ビンラディンの論理』読後に発見】(長文) 投稿者 はまち 日時 2003 年 9 月 25 日 16:47:38)
なるほどさん、あっしらさん、スペクタクスさん、無花果さん、
クルアンを紹介、そして、入力、解説、ありがとうございました。
ヒジャーブだけに関わらずに、イスラムの中で、イスラムがイスラムでないものを
イスラムとしている事実がわかりました。
宗教を利用して、信徒に都合のよいように封じ込めている感がありまね。
逆に、ヒジャーブが宗教行為に当たらないと理解すると、フランスのみでなく、モスリムを抱えているアラブ各国が、学校、職場等で、ヒジャーブを禁止することは、個人の自由を阻害していることに当たるわけですね。
イスラム側が、ヒジャーブを宗教行為として、認めているとしたら、イスラム側が、非モスリム社会に、問題を作り出す挑発をしているのでしょうか?
無花果さんのヒジャーブにまつわる話にモスリムの話に付け加えさせてください。
結婚を機にヒジャーブを使用し始める女性が結構います。その理由は、配偶者である男性が、そう望む場合がほとんどです。クルアンに書かれていないもの、しかし、クルアンには、たしか、配偶者の言うことを聞くことは、女性の義務であったことが書かれていたと記憶してます。配偶者の言うことが、クルアンと相反するものであれば、配偶者の指示に従う義務は免れますが、ヒジャーブに関しては、解釈に応じて、配偶者である男性が、自分の妻である女性の美しさを頭髪に見出し、それを覆うように指示してしまうと、女性は、従わなければなりません。
私は、これは、イスラムというより、この男性の価値観(美しさをどこに見出すか)によるものになり、イスラムという隠れ蓑で、女性は、イスラムでなく、配偶者である男性の権力にしたがっていることになると思います。
個人的には、外観的要素にこだわりたくないので、女性が、外観にこだわらず、夫婦円満のために、女性が男性に従うことを受け入れられるとしたら、信仰をこえた女性の寛容にあたると理解します。
無花果さんがご招待を受けた先で、男性が、自分の妻に、その場で、ヒジャーブ云々という話は、男性が、信仰に忠実であろうとするがために、イスラムの社会規範になってしまっている着用とのあいだで、矛盾を感じている瞬間ではないでしょうか?
あと一ヶ月で、ラマダンがはじまります。これを機会に、何が、クルアンによる行為で、または、そうでないのか、知ったつもりになっているものを紐解いてみたいです。