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(回答先: 献血の輸血でHIV感染の疑い 厚労省、因果関係を調査 (朝日新聞) 投稿者 シジミ 日時 2003 年 10 月 01 日 04:09:10)
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20031001k0000m040146000c.html
血液事業の不十分な安全対策が問題視されている日本赤十字社(本社・東京都)は1日付で、血液事業の技術部門を統括してきた草刈隆・事業局技監(69)を同社参与とする人事異動を決めた。後任には田所憲治・東京都西赤十字血液センター所長(56)を充てる。藤森昭一社長は毎日新聞の取材に対し「人心一新のため」と説明している。
事業局技監は局長に次ぐポストで、血液事業部の技術上の重要事項を決定する権限を持つ。草刈氏は旧厚生省結核難病感染症課長などを歴任後、90年8月に日赤に入社、13年余りにわたって技監を務めていた。
日赤の血液事業については6月、肝炎ウイルスなどに汚染した疑いのある血液製剤の追跡調査・回収を行っていなかったことが判明。厚労省が回収を求めたところ「非科学的な指導で、早急に撤回すべきだ」と反論し、坂口力厚労相が報告命令を出す異例の事態に発展した。輸血による副作用を引き起こす白血球を献血血液から除去する安全対策の導入にも「何百億もの費用がかかる」と難色を示すなど、安全対策の面で同省や専門家との意見の対立が目立っていた。
日赤は8月13日、白血球除去など7項目の安全対策に取り組む方針を表明。藤森社長は今回の異動を「(一連の問題に対する)処分という考えで行うのではない。(8月に表明した)新しい課題に取り組んでいくには、人心を一新した方がいいと判断した」と説明している。
草刈氏が就任する参与は社内の重要業務について社長に意見を述べるポストだが、これまでのような血液事業に対する権限はない。後任の技監になる田所氏は東京都西赤十字血液センター所長を兼務する。【須山勉】
[毎日新聞10月1日] ( 2003-10-01-03:00 )