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?2003/9/26/03:17 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20030926ic01.htm
緑茶カテキンでDNA損傷、濃度40倍での実験結果
緑茶に多く含まれる「カテキン」が細胞内のDNAを傷つけ、がんを発症させる仕組みを、三重大学医学部の川西正祐教授(衛生学)のグループが突き止めた。これまで、カテキンは動脈硬化やがんを引き起こす物質の発生を抑えるなど、数々の“健康パワー”があることが知られているが、場合によっては負の役割も持っていることが示された。
緑茶ががん発症と関連がありそうなことは、疫学調査や動物実験で指摘されていたが、人間の細胞内でどう働いているのかは分かっていなかった。研究成果は、名古屋市で開かれている日本癌(がん)学会で27日発表される。
DNAが傷つくと細胞のがん化に結びつくことが知られている。川西教授らは、人間の細胞に、緑茶に含まれる約40倍の濃度のカテキンを与えると、通常の状態に比べ1・5―2倍、DNAが傷ついたことを示した。
研究グループは「通常の生活で飲む緑茶の量なら心配はいらないが、大量に摂取したときの影響を、さらに確かめる必要がある」としている。