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http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030927k0000m040036000c.html
分割前の旧NTTのグループ会社に勤務していた奈良県の男性(当時57歳)が肺がんで死亡したのは、定期健康診断を担当した医師の判断ミスが原因として、男性の遺族が、受診した健康管理所を現在運営するNTT西日本に約9000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、奈良地裁であった。東畑良雄裁判官は医師の過失を認め、NTT西日本に計約5400万円の支払いを命じた。
判決によると、男性は旧NTTの健康管理所で、毎年定期健診を受けていた。97年1月から肩や背中に痛みを感じ同3月、肺にがんが見つかったが既に骨に転移していた。手術不可能とされ同9月、肺がんによる呼吸不全で死亡した。
[毎日新聞9月26日] ( 2003-09-26-19:47 )