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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030925-00001029-mai-soci
東京慈恵会医科大学付属青戸病院(東京都葛飾区、落合和彦院長)で昨年、前立腺がん摘出の腹腔(ふっくう)鏡手術を受けた千葉県松戸市の男性(当時60歳)が死亡した事故で、警視庁捜査1課と亀有署は25日、手術を担当した泌尿器科の医師3人を業務上過失致死容疑で逮捕し、同病院など数カ所を家宅捜索した。同課は同署に捜査本部を設置し、手術に踏み切った経緯などを追及する。
警視庁は昨年6月、東京女子医大の人工心肺装置の操作ミスによる医療事故で、診療記録を改ざんし、隠ぺいを重ねた悪質さから医師ら2人を逮捕している。今回の事故は、十分な技術がないまま行った手術が男性の死亡につながったと判断し、異例の逮捕に踏み切った。
逮捕されたのは斑目旬(まだらめじゅん)(38)=品川区上大崎2▽長谷川太郎(34)=練馬区田柄4▽前田重孝(32)=杉並区阿佐谷北3=の3容疑者。一部の容疑者は「手術は成功すると思っていた」と話しているという。また同科診療部長(52)と麻酔部の38歳と30歳の医師2人の計3人を26日、同容疑で書類送検する。
調べでは、斑目容疑者は執刀医、長谷川、前田両容疑者は助手として昨年11月8日、男性に前立腺摘出の腹腔鏡手術をした際、止血や輸血が不十分だったため大量出血となり、低酸素脳症による脳死状態にさせ、同年12月8日に死亡させた疑い。
同病院でこの手術は初めてで、同課は経験のある指導医が立ち会うか、より容易な開腹手術をすべきだったとみている。斑目容疑者らはマニュアルを見たり、医療器具の使い方を業者に聞きながら手術を進めていた。手術を許可した診療部長は同年10月、斑目容疑者らに「腹腔鏡手術をしたい」と相談された際、「熱意にほだされて許可した」と供述しているという。麻酔科の医師らは輸血準備が不十分だった過失があるとみている。
青戸病院はベッド数390床。同大はほかに特定機能病院の本院(港区)など5付属病院と4看護専門学校を運営している。【草野和彦、川辺康広、長谷川豊】(毎日新聞)
[9月25日14時28分更新]
★シジミ:手術ミスで医者が3人も逮捕されるということは聞いたことがない。今回の事例のようなミスはいたるところで実際には起きていると想像される。
おそらく遺族側の強い責任追及があったため、医者逮捕にまで持ち込めたと考えられる。
患者には相変わらず大学病院志向が根強いが、医者によっては極めて危険な病院だ。
少なくとも手術に際しては、執刀医とその手術成績については事前に確認した方がよい。もちろん医者は手術成績については答えたがらないだろうが、答えなければ転院した方が安全だ。
患者は医者に気を使って遠慮しがちだが、むしろ煩がられる患者の方が身の安全は図れると考えた方がよい。そのような患者には医者はそう無茶なことはできないからだ。