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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031001-00000021-kyodo-soci
大衆魚のマイワシに異変が起きている。不漁が続いて1匹500円近くまで跳ね上がり、高級魚のタイを超えることも。「猫またぎ」と呼ばれ、肥料や養殖魚の餌にされたのは遠い昔だ。イワシ料理店は「採算が取れない」と頭を抱えている。
東京都中央区の築地市場。体長22センチ以上の大型のマイワシは、1キロ(7、8匹)3000円台で売られることもしばしば。かつてマイワシをエサにしていた養殖ハマチやブリをしのぎ、養殖のタイより高い。同市場の卸売業者、第一水産は「消費者のイメージは安値の時代のまま。この価格では売りにくい」と話す。
戦前の豊漁期、マイワシは「ほしか」「しめかす」として肥料にされ、田畑にまかれた。年間漁獲量が300万トンを超えた1980年代は浜値で1キロ20円に暴落。養殖魚の飼料に回された。
しかし、90年代以降激減し、今年も8月末までの国内主要漁港の水揚げは約2万6000トン。水産庁漁場資源課は「水温変化などが原因とされるがはっきりしない。たとえ環境が好転しても親魚がいないので、急に戻ることはない」と分析する。(共同通信)
[10月1日8時40分更新]
★シジミ:第二次大戦前、ニシンも毎年大豊漁の時期が続いた。ニシンの大群が訪れることを群来と呼び、海の色がオスの精液で乳白色に濁るほどだったという。この時期はニシンも田畑の肥料にされたということである。
そのニシンが昭和28年の大漁を最後にやって来なくなった。イワシもニシンと同様の道をたどりつつあるのだろうか。