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財務省の渡辺博史国際局長は26日、G7財務相会議の共同声明が日本の為替介入姿勢を批判しているとの見方に対し「市場は読み違えており、介入に制約ができたわけではない」と語り、過度な円高進行には介入も辞さない方針を改めて示した。「現在はまだ円高の是正過程にある」とし、最近の円高の動きを強くけん制した。
G7後の急激な円高にもかかわらず、政府・日銀が大規模な円売り介入を見送ったことから、市場では「G7声明が介入の足かせになった」との見方が強まっている。しかし渡辺局長は「すぐに対応すると、非効率になることもある。必要なときには必要なことをやる」と強調した。 (20:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20030926AT1F2601F26092003.html