現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産29 > 212.html ★阿修羅♪ |
|
内閣府は26日の経済財政諮問会議に、内閣府の試算による2003年度経済見通しの修正値を報告した。物価変動の影響を含む国内総生産(GDP)の名目成長率を、前年度比0・1%増とした。
今年1月に閣議決定した政府経済見通しのマイナス0・2%から、0・3ポイント上方修正した。達成されれば、名目では3年ぶりのプラス成長となる。物価変動の影響を除いた実質成長率も2・1%増とし、1月段階の0・6%増を大幅に上方修正した。
今回の見直しは、閣議決定を行う政府経済見通しとは異なり、内閣府の独自試算の形で行った。上方修正は企業の設備投資の増加により、4―6月期のGDP改定値の実質成長率が、年率換算で前期比3・9%増の高成長となったのを受けたものだ。
項目別にみると、政府経済見通しで実質1・8%増と見込んでいた設備投資を、8・5%増と大幅に引き上げた。株価上昇による消費者心理の改善などから、個人消費も0・4%増から0・8%増に上方修正した。
また、アメリカ経済の回復基調が強まっていることから、輸出を含む外需がどれだけGDPを押し上げるかを示す寄与度も、0・1%から0・2%に修正している。
2003年度の全国の消費者物価指数の前年度比変動率は0・4%下落から0・3%下落に見直した。
(2003/9/26/21:14 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20030926it12.htm