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【ニューヨーク=豊福浩】粉飾会計に揺れる米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)は25日、月内に予定していた修正決算の公表を11月に先延ばしすると発表した。上方修正することにしている利益も膨らむ見通しだ。同社より規模の小さい一部公社の経営悪化も表面化。市場では公社の経営に対する不安がじわり広がっている。
フレディマックは6月、利益水準を操作していた事実を認め、9月末までに2000―02年の税引き後利益を15億―45億ドルの範囲で上方修正すると発表した。公表延期はコンピューター処理など技術的な問題からで、新たな粉飾の事実が発覚したわけではないという。
バウマン最高財務責任者は最大45億ドルとした利益の修正額がさらに膨らむ可能性があると表明した。利益が上方修正される分だけ、将来の利益は落ち込むという。
一方、地域系住宅公社のニューヨーク連邦住宅貸付銀行は、膨らむ焦げ付きの処理に資金が必要となり、配当の凍結を決めた。低所得者向け住宅ローンを担保にした証券化商品への投資で1億8300万ドルの損失が出たためだ。 (12:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030926AT2M2600E26092003.html