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[東京 22日 ロイター] 谷垣新財務相は、為替政策について、根本的な姿勢は従来のものを変えるつもりはない、と述べた。同相は、為替水準は経済のファンダメンタルズを反映し、あまり乱高下することがあってはいけないとしたうえで、安定的な推移が重要だ、との考えを示した。為替介入については、大きな流れを見据えて、臨機応変にやらないといけないとした。
小泉第2次改造内閣の閣僚名簿発表後の会見で述べた。
谷垣新財務相は、「為替政策は、根本的な姿勢は従来からのものを変えるつもりはない。為替水準はファンダメンタルズを反映して、あまり乱高下をするようなことがあってはいけない。安定的に推移していくことが大事だ。そういう基本を踏まえて、対応すべきものだ」と述べた。
為替介入に関しては、「臨機応変にやらなくてはならない時はやらなくてはならない。大きな流れを見据えながら、やらなくてはならない」と語った。
人民元については、「中国もこれだけ大きな経済となり、当然、国際的ないろいろな議論のなかで考えるだろうし、我々も必要な議論はしていかなければならない。基本は中国政府がお考えになることだ」との認識を示した。
谷垣財務相は、小泉首相から3項目の指示を受けたことを明らかにした。具体的には、1)2010年代初頭のプライマリーバランス黒字化を目指した財政運営、一般歳出の抑制、メリハリのついた予算配分、成果主義を徹底した弾力的な予算執行の仕組みなど予算編成の改革を進めて欲しい、2)「骨太の方針2003」における三位一体改革を実現するために、総務大臣をはじめ関係大臣と連携し、来年度予算からそれを実現して欲しい、3)日本は現在、多額の国債を発行しており、国債管理政策をしっかりやって欲しい──との内容だったという。