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クーデターだった2000年12月の米大統領選挙
The Moscow Timesのクリス・フロイドは、Global Eye -- Last Rightsという題で、2000年12月の大統領選挙は過激派エリートによるクーデターだったと述べた(Friday, Sep. 12, 2003. Page XII)。http://www.themoscowtimes.com/stories/2003/09/12/120.html
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大統領候補として第2位だったジョージ・W・ブッシュは、前代未聞の違憲的手段で大統領の座に着いた。
主に黒人が占める90000人以上もの投票者の名前が、ジェブ・ブッシュによって、フロリダ投票者名簿から、いかなる合法的な手続きも経ずに削除された。
ジョージ・ブッシュに雇われた共和党議会スタッフが、マイアミでの票の数えなおしを中止させた。背後で、ブッシュファミリーの番頭ノーマン・シュワルツコフ将軍が軍事暴動の可能性をちらつかせていた。
共和党に雇われた前CIA諜報員たちが動員され、フロリダ不在投票用紙15000枚を「補正」し、最高裁は、まったくいかなる正当性もない計数最終締切日を根拠に、フロリダの数えなおしをストップさせた。
米議会は、選挙結果を正式に「批准」したが、その出席者は法定定員の半数に満たなかった。
アメリカのメディアは、「戦車が投入されたわけでないので」これはクーデターではない、と言っている。
しかし、もちろん、古典的なクーデターは、「必ずしも群集暴動や、大規模な軍隊の投入を必要としない」。
これは、一部のエリートによる秘密の謀反(inside job)である。誰がそう言っているって?このテーマについて執筆した右派の精神的指導者であり、ペンタゴンの諮問員であるエドワード・ルットワクである。
ジョン・ディーはランペン誌において、ブッシュは、2000年の選挙戦において、ルットワクの著書『クーデター:実践的ハンドブック』(1968年)を教科書として利用していた可能性がある、と語っている。
ルットワクは、クーデターに関するCIAの豊富な経験を紹介し、「クーデターとは、国家機関に属する少数の重要人物を内部に侵入させ、政府から統治権を奪うことにある」と述べた。
クーデター首謀者たちは、「現体制の内部で権力を掌握することを望」んでいる。彼らは、その非合法な目的を実現させるために、合法的な政府において機能している権力構造や命令系統をそのまま利用する。プロパガンダや偽りの愛国心は、クーデターにおいて主要な道具である。
ルットワクによれば、クーデターを起こす人々は、「情報戦」を利用して、「このクーデターは、過激分子が起こしたものではない、と大衆に認めさせ、特定のグループに対して、このクーデターは彼らを脅かすものではない、と説得しようとする。大衆の説得には、国の象徴や人々の信仰心が利用される。」…
他方、クーデターの反対者たちは、孤立した変人、「昇進」もままならず、新しい現実を受け入れることのできない「間違った思想を持つ危険な少数の個人」として描かれる。反対派の動向に関する報道は、可能な限り「押さえ込」まれる。
押さえ込むことに失敗した場合でも、それが小さく扱われるように腐心する。「首謀者に対する抵抗が大きく報道されると、抵抗者が孤立しているというイメージが崩れて、さらなる抵抗を刺激する」からである。
…ディック・チェイニーは、何年もの間、ルットワクのハンドブックを座右の書としてきた。2000年のクーデターは、ルットワクの理論に基づいて、少数の思想家とエリートたちによって実行された。これらのエリートたちの大多数は、エネルギー・防衛産業の回し者であり、その目的は、世界を軍事力によって支配し、世界のエネルギー資源をコントロールすることにある。
これらの目的は、けっして秘密にされてこなかった。1992年以来、チェイニーやドン・ラムズフェルド、その他、現在政権についている帝国主義者たちは、企業が後援する圧力団体の宣伝機関を通じて自分の計画を公表してきたのである。
これらの文書には、クーデター首謀者たちが忠実に従う青写真が記されている。
その中には、2000年9月に発表された、背筋を凍らせる文書がある。そこで、彼らは、「新しいパール・ハーバー」が必要だと述べたのである。彼らが目指す支配計画に賛同させるためには、アメリカ人にショックを与えねばならないから、と。
誰もが知らねばならない真実は、これらの文書に記されている。しかし、これは、知恵のない、小さくまとまったマスコミによって無視されてきた。マスコミ各社のオーナーは、ブッシュから、巨大合併と規制緩和の約束に釣られて、「このクーデターは、我々にとって脅威ではない」と信じ込まされてきたのである。
このような方法で政権の座についたギャングが、来年、合法的な選挙を許すと期待してはならない。それは、あまりにもナイーブであり、危険である。彼らは失うものが多すぎるのである。
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ヨシフ・スターリンはかつてこう言った。「重要なのは票自体ではなく、誰がその票を数えるかだ。」と。
2004年には、ほとんどの票は、宗教右派と軍事諜報複合体に属するブッシュ支持者が所有し、密かにプログラムされた民間コンピュータによって数えられる。正しく数えられたかどうかなど、誰も証明できないし、ハッカーによって簡単に操作されるのである。
もう一度言うが、これは、「陰謀理論」ではない。これは、まったく公表されてきたことなのであり、注意深く見ようとする人なら誰でも見ることができる事実なのである。
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tomi
http://www.path.ne.jp/~robcorp/faxform/members.html
米大統領選挙が前代未聞の違憲的手段だったことは、数ヶ月前に出版された、
「金で買えるアメリカ民主主義」グレッグ・パラスト
に詳しく書かれていました。お薦め本です。
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