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米国フリーメーソン最高幹部マンリー・P・ホールによる「米国の秘密にされた世界的使命」とは。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
平成15年09月21日(日) 22時53分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)九月二十一日(日)
(第七百七回)
○マンリー・P・ホール著
「米国の秘密の使命」(一九四四年未邦訳)
○この本の著者、M・P・ホールは、二十世紀の代表的な米国
フリーメーソンの思想家、指導者、とされる。
○M・P・ホールには多数の著作があるが、その中でももっとも良く
知られて居るのが、前出「米国の秘密の使命」である。
○あいにく、この本は邦訳されて居ない。
○この本の主たる論旨は二点。
即ち
(1)米国の秘密の使命は、フランシス・ベーコン、とくにその
「ニュー・アトランシス」によって説き明かされて居る。
(2)米国は、デモクラシーの究極の完成者であり、そのようなもの
として、デモクラシーを全世界に植え付ける使命を与えられて
居る、と言う。
○フランシス・ベーコンは、十六世紀後半から、十七世紀初版にかけて、
つまり、エリザベス(一世)女王の後期からジェームス一世の時代に、
イングランド、及びのちにはイングランドとスコットランド連合王国
の国家中枢に居た人物である。
○英国では、もっとも有名な歴史上の人物の一人であろう。しかし、日本
では、あまり良く知られて居ない。
○「ニュー・アトランシス」とは、言うまでもなく、プラトンの著作の
中の「アトランティス」を前提として居り、超古代に栄えて、のちに
滅亡したアトランティスの文明と、新しいアトランティスでより高い
ものとして復活させよう、との論旨であろう。
○フランシス・ベーコンの「ニュー・アトランシス」は、架空のユートピア
国を想定したものではない。それは、新大陸北米に作らるべき英国
植民地を意味する。
○マンリー・P・ホールは、米国の世界史的使命を、次の二点に見出す。
即ち、
(1)デモクラシーを米国内で完成すると共に、そのデモクラシーを
全世界に拡大する。つまり、世界をデモクラシー化する。
(2)自然科学をもって文明の土台とする。自然科学文明である。
○全世界の民主化。
これは、まさに今、ネオコン派が全面に揚げて居る路線であろう。
しかし、一体ここで「民主化」、「デモクラシー化」と言われるもの
の正体は何なのか。
○この文脈の中では、デモクラシーと全体主義(トータリテリアニズム)
が、表裏一体、二者で一組、と成って居ることを、まず、知らなけれ
ばならない。
○デモクラシー即全体主義、である。
○従って、全世界をデモクラシー化することは、つまるところ、全世界を
全体主義化すること、を意味するであろう。
○自然科学文明、とは何のことか。
○この件について、はここでは省略する。
○しかし、ここで、フランシス・ベーコンが前提とする自然科学には、
いわば、顕教と密教の両面があることは、確認して置きたい。
○米国と言う国家」は、一七七六年の建国のずっと前から今日に至る
まで、濃密にユダヤフリーメーソン的であることをタナ上げし、又は
否定する、いかなる米国論も、これをユダヤイルミナティに日本を
売り渡す、売国奴学問奴隷の所業として、告発しなければならない。
○この項目については続報する。
(了)