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http://www.worldtimes.co.jp/w/me/news/030901-213333.html
放射漏れなど過去に発生
【ウィーン1日小川敏】国際原子力機関(IAEA)関係者は「イスラエルの核施設の安全性が大きな懸念となってきた」と警告を発した。本紙に語った。
イスラエルではディモナ原子炉が稼働中。非公式に核兵器を保有しているものと見られているが、核拡散防止条約(NPT)に未加盟のため、イスラエルは核計画について一切公言していない。そのため、アラブ諸国を中心に「稼働開始から四十年以上経過し、ディモナ原子炉の安全性が懸念される」との声が年々高まリ、「査察が急務」となってきた。
同関係者は「イスラエルの核関連施設内のホット・エリアで放射能漏れなどのアクシデントが発生したことが分かっている」と説明した。アラブ諸国ではなく、IAEA関係者がイスラエルの核施設の安全性に警鐘を鳴らしたのは今回が初めて。
十五日からウィーンで開催されるIAEA年次総会では「イスラエルの核の脅威」が議題として挙げられる予定だ。
西側情報機関によれば、ディモナ原発から製造される核燃料を基に数百の原爆を既に保有していると推定されている。同原発は一九五七年、フランスの技術支援を受けて建設された。