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朝日【英ブレア首相の側近・キャンベル局長辞任 政権に打撃】
自殺と書かなくなった似非紳士報道。
この「自殺」表現に関しては、ついにわが勝利か。
要するに、英政府の不利確定で、似非紳士は、足場を替え始めたのである。
http://www.asahi.com/international/update/0829/025.html
英ブレア首相の側近・キャンベル局長辞任 政権に打撃
英政府は29日午後、政権中枢にいる官邸のアラスター・キャンベル報道・戦略局長が辞任すると発表した。辞任の真相は不明だが、英科学者ケリー博士の死をきっかけに側近主導の政治の実態が明らかになり、批判が高まっていた。側近が辞任に追い込まれたことはブレア政権にとっては大きな打撃だ。
キャンベル局長は、「今夏に職を離れることは今年4月7日に合意済み。今日正式に首相から通知を受けた」との声明を発表し、既定路線に従った辞任だったと強調している。
しかし、英メディアは、キャンベル局長が昨年9月に政府が発表したイラクの大量破壊兵器に関する報告書の作成と、その疑惑を報道したBBC記者の取材源ケリー博士の名前を公にした経過で重要な役割を果たしたことを指摘。一連の疑惑で信頼を失ったブレア政権の失地回復のための辞任との見方を強めている。
キャンベル局長は、元大衆紙記者。94年からブレア氏のもとで働き、97年の首相就任と共に首席報道官になり、01年から現職に就いた。世論形成の敏腕ぶりから「スピン・ドクター」と称され、政策決定や演説の下書き、トラブル処理などあらゆる問題に手を広げ、ブレア政権を支えてきた。側近中の側近で、「陰の副首相」とも呼ばれた。
一連の疑惑を究明する独立司法調査委員会(ハットン委員会)で、証言に立ったキャンベル局長は、(1)大量破壊兵器の報告書は統合情報委員会(JIC)が作成したもので、厳密な諜報(ちょうほう)に基づいている(2)ケリー博士の氏名を公表したのは国防省の責任、との姿勢で官邸を批判から守ろうとした。
しかし調査の過程で、キャンベル局長がスカーレット情報委員長に、大量破壊兵器の脅威についての表現を強めるよう要請したことなどが明らかになった。また、博士の名前をリークしたことについても、フーン国防相が自らの関与を全否定したため、ブレア首相は28日の証言で、「公表した責任は私にある」と認めざるを得なくなった。 (08/29 23:55)