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イラク駐留米兵の死者139人に、終結宣言前を逆転
【ワシントン=永田和男】米政府によると、イラク駐留米兵の死者が26日で、5月1日のブッシュ米大統領による主要な戦闘終結宣言以来、139人に達し、戦闘終結前の戦死者数を超した。
このうち敵との戦闘行為による死者は66人(AP通信集計)で、戦闘終結前の115人には及ばないものの、ほぼ2日に1人が犠牲になっている計算。このままだと年内には逆転することになり、イラク戦後の治安維持の難しさを証明した形だ。
国防総省スポークスマンは25日、死者数が戦闘終結宣言前と後で並んだことについて、「兵士の損失はむしろ任務達成に向けた連合国の決意を強める」と述べ、米軍が主導する連合軍の士気に影響は出ないと強調した。
しかし、旧フセイン政権残党らによる米軍襲撃は最近、ますます組織化されているのに加え、イラクやシリアから潜入したと見られる国際テロリストの暗躍も指摘されている。先のバグダッド国連現地本部爆破テロやヨルダン大使館、水道施設などへのテロに見られるように、インフラ施設や国際機関に対する攻撃は戦後復興に深刻な影響を与えつつある。
米ニューズウィーク誌が先週実施した世論調査では、イラク占領がうまく行っていると答えた人が13%だったのに対し、何年も困難が続くと答えた人は69%にも上り、占領は長期にわたり米国に負担を強いるとの不安を感じている国民が多いことを示した。
来年の大統領選に名乗りを上げる民主党候補の多くは昨年、議会で武力行使容認決議案に賛成していたこともあって、イラク戦争を政権批判の材料にはしにくいと見られていた。だが、ここへ来て「イラク占領の準備不足」を槍玉(やりだま)に挙げる傾向が強まっている。
ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)は25日、講演で、イラクのインフラ復興は報道されている以上に進んでいると強調するとともに、「我々は忍耐が必要だ」と国民の理解を求めた。
一方、イラクでの情勢悪化に「あと2万人増強が必要」(ジョン・マケイン共和党上院議員)など米軍増派を求める声も高まっている。
米中央軍司令部は26日、イラクで米軍に対する待ち伏せ攻撃があり、米兵1人が死亡、2人が負傷したと発表した。
(2003/8/26/22:26 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20030826i214.htm
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「しかし、旧フセイン政権残党らによる米軍襲撃は最近、ますます組織化されているのに加え、イラクやシリアから潜入したと見られる国際テロリストの暗躍も指摘されている。」誰が指摘しているのか?主語がない.アメリカ政府がデマを流し,マスメディアがそれを垂れ流しにしている.イラク人の抵抗は「テロ」,アメリカの戦争は「解放」.