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[ガザ 24日 ロイター] パレスチナ治安部隊は23日、米国支援の新和平案(ロードマップ)の危機を招いている暴力行為の急増を食い止めるため、ガザ地区で武器などの密輸に使われているトンネルの封鎖に着手した。
アッバス首相が打ち出した武装勢力対策の一環。19日にエルサレムで起きた自爆攻撃を受け、米国はパレスチナ側に武装勢力の取り締まりを強く求めていた。
政界方面では、アラファト議長の支持基盤であるパレスチナ解放機構(PLO)の最大組織ファタハが、治安問題で強い影響力を持つナセル・ユーセフ新内相を承認した。
首相は今のところ、ユーセフ氏を承認していない。同氏は議長に近い人物とされ、首相派の治安当局者との主導権争いが起きる可能性が指摘されている。
パレスチナ自治政府側は、新たな停戦に向けて武装勢力を交えた3者協議を行う構えを表明。
シャース外相は記者団に対し、パレスチナ自治政府がイスラエルとの包括的停戦を希望していることを明らかにするとともに、イスラエル側にも停戦実現への取り組みを求めた。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid=UARAEPTIUPYQWCRBAEZSFFA?type=topnews&StoryID=3326753