現在地 HOME > 掲示板 > 戦争38 > 601.html ★阿修羅♪ |
|
自爆テロ:
犯行組織と「関係絶つ」 パレスチナ自治政府
【エルサレム樋口直樹】エルサレムで19日夜に起きた大規模な自爆テロを受け、パレスチナ自治政府は20日、犯行を認めたイスラム原理主義組織「ハマス」と「イスラム聖戦」との関係を絶つことを決定した。アッバス自治政府首相は「この恐ろしい行為(自爆テロ)に最大の非難を表明したい」と強い口調でハマスなどを糾弾。テロ関与者の逮捕など強硬手段による取り締まりに動き出した。
一方、イスラエルは同日、ガザ地区やヨルダン川西岸のパレスチナ自治区を再封鎖し、自治政府との治安協議などを凍結、自治区での過激派摘発強化に乗り出す動きを見せ始めている。
パレスチナ側の報道によると、アッバス首相は19日夜、ガザ地区でイスラム聖戦の指導部と対イスラエル停戦期間の延長について協議している最中に、自爆テロの知らせを聞いた。首相は即刻協議を中断、20日朝に予定していたハマス幹部との協議もキャンセルし、非難声明を発した。イスラエル放送によると、アムル情報相は同日、自治政府がハマスやイスラム聖戦との関係を断絶し、テロ防止の対抗措置に踏み切る方針を確認した。アッバス首相は治安警察に対し自爆テロに関与したパレスチナ人の逮捕を命令した。
一方、自爆テロでは多数の乳幼児が犠牲になり、シャロン政権の怒りに火を付けた。20日付のイスラエル紙イディオト・アハロノトによると、シャロン首相はテロ発生直後にモファズ国防相と対応を協議した際、「彼ら(パレスチナ過激派)は獣(けだもの)だ」とののしり、国防相も「同感だ」と答えたという。
同紙はまた、バイスグラス首相府官房長が事件後、米ブッシュ政権のライス米大統領補佐官と電話協議し、アッバス首相が過激派組織壊滅に向けた断固たる戦いを行わないなら、和平に向けたいかなる政治的進展もあり得ないとの見解で一致したと報じた。
シャロン首相は今後の対応について軍・治安関係者と協議しているが、ハネグビ警察相がイスラエル放送のインタビューに「黙っているわけにはいかない」と語るなど、何らかの報復作戦に出る可能性を示唆した。
[毎日新聞8月20日] ( 2003-08-20-21:18 )
はまちのコメント
今まで、なんども、和平再開、中断を繰り返してます。占領をしているイスラエルが、まず、足をどけない限り、和平は、ありえ何のでは?よその家に、踏み込んで、何が和平なのでしょう?パレスチナ自治政府は、どうして、うそつきと、協議をし続けるのでしょう?