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シーア派聖職者を米軍拘束
イラク中部、扇動容疑で
【バグダッド16日共同】イラク駐留米軍は16日、イラク中部のバクバで、フセイン元大統領と関係が近かったとされるイスラム教シーア派聖職者のサイド・アリ・カリム師を、米軍への攻撃を扇動した容疑などで拘束したと発表した。
米軍によると、カリム師は米軍などの駐留に反対する文書を配ったり、米軍司令官殺害に5000万イラク・ディナール(約350万円)の賞金を懸けていた疑いが持たれている。同師は11日に拘束された。
米軍は、7月3日と今月10日の2回にわたり同師の自宅を捜索。その結果、2001年の米中枢同時テロを支持する手紙や、フセイン元大統領が米軍へのゲリラ攻撃の方法について説明した文書などが見つかった。また、旧政権関係者に渡したとみられる10億ディナール(約6900万円)の領収書も発見された。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20030817/fls_____detail__015.shtml