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英国防省の兵器専門家ケリー博士自殺の真相解明を進めている独立司法調査委員会の公聴会で14日、同省で博士の直属の上司だったブライアン・ワッツ兵器管理・不拡散部長が証言した。同部長は、BBC記者の取材に博士が応じた事実が明らかになった後、博士が国防省高官から「まずい判断だった」などと叱責(しっせき)された、と明らかにした。
ワッツ氏によると、「政府が情報機関の抵抗を抑え、『イラク軍が45分以内に、生物・化学兵器を実戦で使える』とする情報を公表した」とのBBCの報道が政府の激しい反発を招いていた6月下旬、取材したギリガン記者との接触をケリー博士が本来の職場である外務省の同僚に伝えたのを国防省職員が聞きつけた。国防省のハットフィールド人事局長とワッツ氏が7月4、7日に事情聴取したところ、博士が取材に応じたことを認めた。
ハットフィールド局長は7月14日、博士に書簡を送り、「記者の取材に応じたため、あなたも国防省もぶざまな事態に直面している」と批判。今後もメディアと接触すれば、処分の対象になると警告したという。
(08/15 01:04)
http://www.asahi.com/international/update/0815/003.html