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イラクへ兵士を送り出している家族が集まって「兵士の帰還を求める会」を開催した。しかしABCテレビニュースは、集会の模様をほんのチラッと映しただけで、演説の内容など詳しいことは報じなかった。その代わり、ロケット弾攻撃で負傷した若い砲撃手の父親を追って談話を紹介している。
父親「政府からは正式の知らせはない。直接本人からドイツにいると言って、録音テープを送ってきた。6回テープを聞いて、やっと息子が怪我をしていることが分かった。そこでドイツのアメリカ陸軍病院に会いに行った。病院では、廊下にストレッチャーがぎっしり並んで、医療スタッフは過労気味だった。ここの労働条件は極めて悪い。医師は足りず、兵士はみなひどい重傷を負っているのです」
ABCは、「イラクの米兵がまた一人殺され、戦闘終結が宣言された5月1日以降、兵士の死者は59人、負傷者は1300人近い」と報じ、「イラクの知られざる実態は明らかになっていない」とコメントする。しかし「では今度はイラクの明るい話題を」と、イラクの石油パイプラインが修復し、トルコへ石油輸出が再開された話へと話題を変えた。
「知られざる実態」こそどしどし知らしめるべし。