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2003.08.13
Web posted at: 17:06 JST
- CNN
ワシントン(CNN) サウジアラビア政府筋は12日、米同時多発テロ首謀組織とされるアルカイダの幹部複数がイランの「安全な施設」内におり、指導者オサマ・ビンラディン氏の息子、軍事部門の責任者など少なくとも4人が含まれていると述べた。イラン政府は、アルカイダ構成員の拘束の事実は公表しているが、氏名などの詳細は明らかにしていなかった。
ワシントンに駐在するサウジ当局者によると、イランに滞在しているのはビンラディン氏の最年長の息子の1人とみられるサード・ビンラディン氏。2001年の米同時テロ後、アルカイダ内で影響力を急速に強めている人物としている。
軍事部門の最高責任者、サイフ・アルアデル氏も含まれている。同氏は、1998年にケニアなどで起きた米大使館連続爆破テロへの関与が濃厚で、米連邦捜査局(FBI)は最重要手配人物のリストに入れている。また、アルカイダのスポークスマンとして知られるスレイマン・アブガイス氏も行動を共にしている。
イランに潜伏しているこれらアルカイダ幹部の総数は不明だが、最大12人の工作員や支持者も同行しているとみられる。イランに入った経緯は明らかでない。
サウジ国籍者もいることから、同国政府はこれまで身柄を引き渡すよう要請してきたが、イラン政府は応じていないという。イランをテロリスト支援国家とする米政府の対イラン政策が、影響しているのかどうかについては言及を避けた。
このサウジ当局者は、対テロ戦争で米、サウジ両国間の連絡調整役を務めている。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200308130019.html