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毎日【英国防顧問自殺:高官ら5人を本格審問 独立調査委】
自殺断定見出しだが朝読より中身良し
「情報担当官2人が不満を表明」
産経、日経、東京は報道なし。
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030812k0000e030023000c.html
英国防顧問自殺:高官ら5人を本格審問 独立調査委
【ロンドン福本容子】イラク大量破壊兵器の情報操作疑惑のカギを握るとされる国防省顧問デビッド・ケリー氏の自殺の背景を解明する独立調査委員会(ハットン調査会)は11日、王立裁判所に国防省高官ら5人を証人として呼び、初の本格審問を行った。
証人の1人のマーティン・ハワード国防省国防情報局次長は、昨年9月24日に英政府が公表したイラクの大量破壊兵器に関する報告書の中の表現について、同省内の情報担当官2人が不満を表明していたことを明らかにした。
ハワード氏によると、1人は報告書上の情報の使われ方に対する不満を上司に文書で訴えていた。
ハワード氏はまた、ケリー氏が情報を担当する組織の高官から助言を求められることが少なくなく、情報担当官の9月報告書に対する不満を知っていた可能性があるとの認識も示した。
一方、ケリー氏が知人に対し、9月報告書の表現がゆがめられたと不満を伝えていたことを記した第三者の電子メールの存在も明らかになった。安全上の理由から電子メールの送受信者名は伏せられているが、メールは報告書作成の最終段階である9月10日に送られていた。
9月報告書について情報関係者の間に不満があったとケリー氏が認識していたかどうかは、ハットン調査の焦点の1つ。ケリー氏を主な情報源としたBBCラジオ報道は、報告書が公表直前になって首相府の介入により、イラク大量破壊兵器の脅威を誇張するものに変えられ、「45分で生物・化学兵器の配備が可能」とする情報などが加えられたと伝えた。ケリー氏は議会証言などで報道内容の大半を否定し、BBCとの食い違いの理由に関心が集まっていた。
[毎日新聞8月12日] ( 2003-08-12-10:59 )