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イスラエル軍などによると、レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラが10日午後、イスラエルとの国境地帯を砲撃、砲弾が同国北西部シュロミのショッピングセンターに落ちて、イスラエル人の若者1人が死亡、4人が重軽傷を負った。
イスラエル放送が伝えたレバノンのラジオ局の報道によると、イスラエル軍は10日夕、報復としてヒズボラの攻撃拠点とみられるレバノン南部の村を空爆した。死傷者の有無は伝えられていない。
同軍が2000年5月、レバノン南部から撤退して以来、ヒズボラは散発的に国境地帯への攻撃を続けているが、イスラエルの民間人に死者が出たのは02年3月以来。
シャロン首相は10日夜に治安閣議を緊急に招集した。
ヒズボラは8日に約7カ月ぶりに国境地帯への攻撃を再開。パレスチナ新和平案(ロードマップ)の履行でパレスチナ自治区で平穏な状況が続く中、イスラエル・レバノン国境での情勢が一気に緊迫してきた。
イスラエルのシャローム外相は10日朝の同放送で、ヒズボラに影響力のあるシリアとレバノンに対し、同組織の攻撃をやめさせるよう要求。「さもなければ、われわれは自衛する以外にない」と強く警告していた。(エルサレム共同)
[毎日新聞8月10日] ( 2003-08-10-23:43 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030811k0000m030047000c.html