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6時起床。「まさか自民党幹部は『SPA!』読んでいるんじゃないでしょうね」。ある政治記者から電話がかかってきて笑われた。まさかね。というのも今発売中の『SPA!』の連載コラムで私は「亀井静香ハエとり紙戦略」を披瀝しているのだが自民党内の論議がはじめてそのことに気付いたように沸騰しているのである。私が書いたのは要するに小泉首相は総裁選で負ければいいということだ。亀井に対立候補をやってもらいそちらに利権共産主義者どもを結集させる。そして堂々と負けて即座に総辞職。小泉改革派で自民党を出て菅・小沢自由党に合流もしくは連立。おそらく勝つであろうからこれで政界は改革派と守旧派にきっちり割れてここ10年国民が悩んできた捩れが解消される、というものだった。本当はその際民主党も数は足りるようになるのだから横路などの左巻き利権屋を切れとまで書きたかったのだが字数がなかった。こんな当たり前のことをどうして政局談合メディアの方々は書かないのか不思議だったので私が書いた。前出の政治記者氏によると『SPA!』の発売日に自民党の総務会かどこかでこの話が出たらしい。今ではすっかり小泉の真意はそこにあったのかとばかりに亀井あたりがあせって騒ぎまくりはじめた。http://www.asahi.com/politics/update/0808/002.html。亀ちゃんを総裁にしてあげると言ってるんだからもっと喜べばいいのに。私がそういう戦略もあるのかなと気付いたのは小沢さんの異常な余裕からだ。同時に小泉さんの過激な挑発が始まった。もはや彼には総裁選の勝ち負けは関係なくこのさい抵抗勢力を一気に一本化してごみ箱に棄てたいのではないか。そう思ったのである。でもこうやって手の内がバレちゃうと狡賢い自民党は小泉で一本化したりしそうだなあ。「権力維持のための解散は異常」って亀井さんあんたらこそ「利権維持のため」には毒だって呑むじゃないの。政権から転げ落ちないために小泉支持でまとまったりしたら同じセリフを返して嘲ってあげよう。昨夜NHKを見ていたら新発見だという戦前のカラー記録映画を流していた。隅田川だろうか。見事な桜。美しい着物を着付ける娘たち。街頭の看板のきらきらしさ。なんという美しい国だったのだろう私たちの日本は。豁然と悟った。朝日新聞なとの「戦前は暗い」という印象付けの裏には当時の写真がモノクロしか残っていないことがあったんですね。フィルムは14日のNスペで放映。必見。
http://www.diary.ne.jp/user/31174
(私のコメント)
◆小泉首相が自民党を割ると言う戦略は、小泉内閣発足当初からあった話だ。
しかし2年半も経っても小泉首相はまだ自民党を割らず青木氏と連帯を組んでいる。
自民党を本当に割るのなら、支持率90%の頃、党を割って選挙をすれば勝てた。
小泉首相はそうはしなかった。党を割ると言うのはブラフに過ぎない。