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【来日中のイラクの医師に聞く劣化ウラン被害報告会】……8/4院内集会にて……
*Dr.ジャワード・アルアリ(バスラ教育病院・がんセンター長)
アメリカは2つの大罪を犯した。それは原爆と劣化ウラン弾を使用した事。
そのスーパーパワーで守るべき国が、世界を破壊している。
イラクに大量破壊兵器があるといって攻撃をしたが、大量破壊兵器は見つからないだけでなく
その大量破壊兵器を実際に使っているのはアメリカである。
メディアでみなさんが目にしている戦争とその被害は 実情とは全く違う。鵜呑みにしないで下さい。
これから数年後にもっと影響が出てくるだろうが、アメリカは違う理由を作り出すだろう。
劣化ウランの影響からのがれられる地域は、イラク国内にはない。
1991年の湾岸戦争で、劣化ウラン弾500〜800トンがばらまかれ、
バスラ西部には300トンが使われた。
私は18機の飛行機が劣化ウラン弾をバスラに打ち込むのをこの目で見た。
なぜ劣化ウラン弾だとわかるのかというと、特別の音がするからだ。
攻撃の数年後から癌の件数が増加。
胎児の先天性異常と流産・子供の白血病と糖尿病が異常に発症。
乳児の死亡率が高くなった。
従来は老齢者に一般的だった種類の癌が若年層にも。
例えば、4才が卵巣癌。11才が子宮癌。
癌のパターンがおかしい。家族全員が癌になった家族が56家族。
ひとりに2つの癌が発症するという奇妙な現象も。3つ目の癌が発症した人もいる。
患者を見たらどれだけ恐ろしいものかわかってもらえるだろう。
バスラの癌 発生率:10万人中 死亡数
(バスラの人口170万人)
1986年 11人 34人
2002年 123人 644人
実際に病院ではもっと多い。癌以外の病気も急増。
今回、私の働いていた病院は破壊されなくなってしまった。
そこには7人の癌患者がいたが、そのうち5人は医者だ。
医者がこんなに癌になることは今までにない事だ。
被弾し病院に運ばれて来た兵士は、破片が刺さったところから被ばくしているのが見ればわかる。
バスラの水は通常の1000%の放射能が入っている。氷は水の50倍入っている。
日本の自衛隊員に与える影響は、長期か短期かによるが、発症するのは4〜5年後である。
バスラの治安は、戦争が終わった後の方が危険になった。
私の病院の病院長の家は爆撃を受け、家族10人全員死んだ。フセインも兵士もいなかったのに。
疑いだけで民家が爆撃されている。
パラシュートを落とし、それに人々が集まる。そこに別の飛行機が爆弾を落とすということもある。
インシュリンや癌の薬が足りない。日本などから来ているので今のところ数カ月は持つだろうが足りない。
米英に対して、病院医師が要求を出しても全く応答がない。
こうしてイラクから日本に来て、伝える事ができてうれしいが、これはイラクのためではなく、
世界人類のためである。
*Dr.ジャナーン・ガリブ・ハッサン(バスラ産科子供病院女医)
放射能は遺伝子細胞を破壊する。科学物質が体内に入った時、最初に影響があらわれるのが、腎臓・肝臓。
また母体の卵子に影響を及ぼす。
89年以降、特に5才以下の子の白血病が増加。
空気中に広がるので、1995年頃にはクェートまわり全域に影響が及んだ。
経済制裁で薬がないため、癌や白血病になった子供の80%が死ぬ。
家系を見てもひとりも癌がいないのに、父親も母親もともに癌が発症し、脳・内蔵・目・手足などがない
先天性異常の子供が生まれる。今までにない症例になっている。
子供の患者の32.7%が深刻な癌患者。以前の7倍でほとんどすぐ死亡。
バスラ市内の他の2つの病院も、同じような子供が生まれ続けている。
現在イラクの女性は妊娠を恐れている。妊婦の質問は以前は男の子か女の子かということだったが、
今は正常かどうかになってしまっている。
私達が訴えても、アメリカは嘘だという。
しかし、白血病も癌もフセイン政権のせいではなく、アメリカのせいである。
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恐怖の劣化ウラン兵器
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1795/datugenpatu/rekkaurantowa.htm